ポップ(POP)広告は、商品の強みやお得情報を顧客に提示し、顧客の購買促進をするための広告です。
レタリング、配色、レイアウトを工夫して顧客の目を引き、一瞬でその商品の特徴を伝えます。
本記事では、POP(ポップ)広告の資格とその勉強方法を紹介します。
POP(ポップ)広告のおすすめ資格
おすすめ対策講座
SARAスクールで受講すれば上記2つの資格を試験免除で取得できます。ポップ(POP)広告は顧客の購買意欲を高める店内広告
ポップ(POP)広告とは、Point of Purchase advertisingの略称で、小売業などで購買を促進するための店舗内広告を意味します。
スーパーマーケットやドラッグストアでよく見かけます。手書きで一見簡単そうに見えますが、心理学や行動科学を踏まえてフォント、レイアウト、配色、大きさなどを選択しながら作成します。
ポップ(POP)広告は作り方の基礎があり、それを知っているかいないかで顧客の購買行動は大きく異なります。
中には、ポップ(POP)広告の制作のみを業務とする専門家もいます。
資格取得を目標にポップ(POP)広告のスキルアップを目指しましょう。
ポップ(POP)広告の資格は3種類:比較表
ポップ(POP)広告に関する資格は以下の3種類あります。
- POP広告デザイナー:日本デザインプランナー協会(JDP)
- POP広告アーティスト:日本インストラクター技術協会(JIA)
- POP広告クリエイター技能審査試験:公開経営指導協会
それぞれの資格を以下の表にまとめました。
資格および講座名に公式サイトへのリンクを貼っています。
資格名 | POP広告デザイナー | POP広告アーティスト |
POP広告クリエイター
|
認定機関 | 日本デザインプランナー協会 | 日本インストラクター技術協会 | |
税込受験料 | 10,000円 | 5,500円 | |
試験形態 | 課題を郵送 *試験免除あり |
試験会場 | |
対策講座 | POP広告資格取得講座(SARAスクール) |
*試験免除について
POP広告デザイナー資格とPOP広告アーティスト資格は、SARAスクールのPOP広告資格取得講座のプラチナコースを受講することで、受験せずに資格を取得できます。
どの講座も学習内容はほぼ同じです。
順番に説明します。
POP広告デザイナー:日本デザインプランナー協会(JDP)
日本デザインプランナー協会(JDP)が認定するPOP広告デザイナー資格検定です。
以前はPOPデザイナーという名称でした。
ポップ(POP)デザインに関する基礎知識、配色やレイアウトの理解、デザインの使い分けなどが一定レベル以上であることを証明する資格です。
POP広告デザイナー認定資格試験に合格することで取得できます。民間資格です。
これまでの合格率は公開されていません。
POP広告デザイナー認定資格試験の内容
受験資格
受験資格はありません。どなたでも受験できます。
受験料
税込10,000円
出題内容範囲
試験範囲は以下です。
受験方法
在宅で受験します。
試験問題と解答用紙が自宅に送られてきますので、期限までに提出します。
合格基準
70%以上の得点率で合格です。
受験申込方法
日本デザインプランナー協会(JDP)の公式サイトから申し込みます。
POP広告デザイナーの評判・口コミ
POP広告デザイナーの評判・口コミ1:POP広告デザイナーとPOP広告アーティストの資格持ってる!
実はPOP広告デザイナーという資格とPOP広告アーティストという資格を持っていて、カフェでこんなの描いたりもしてます
(絵は下手くそなのでシールです笑)
午前11:58 · 2021年2月12日Twitter for iPhone
POP広告デザイナーの評判・口コミ2:POP広告デザイナースキルを活用!
ここぞとばかりに、POP広告デザイナースキルを活用して文字書いたのぜー(ドヤ
午前0:53 · 2013年1月4日Twitter for iPhone
POP広告デザイナーの評判・口コミ3:POP広告デザイナーの試験を受けたい!
POP広告デザイナーの試験受けたいな〜
午後5:13 · 2020年4月13日Twitter for iPhone
POP広告デザイナー資格認定試験の勉強方法はSARAスクールの通信講座
POP広告デザイナー資格認定試験の勉強方法は通信講座です。
専用の教科書が市販されているわけではありません。
POP広告デザイナー資格認定試験の通信講座はSARAスクールが提供しています。
SARAスクールの講座内容を説明していきます。
SARAスクールのPOP広告資格取得講座
SARAスクールのPOP広告資格取得講座は、「基本コース」と「プラチナコース」2つのコースがあります。
コース名 | 基本コース | プラチナコース |
資格認定試験 | あり | 免除 課題提出のみ |
資格認定試験受験費用 | 必要 | なし |
添削課題 | 5回 | 5回+卒業課題 |
税込受講費用 | 59,800円 | 79,800円 (*実質59,800円) |
受講期間 | 最短2か月 | 最短1か月 |
*実質59,800円(税込)となる理由
SARAスクールのPOP広告資格取得講座は、「POP広告デザイナー資格」と次に紹介する「POP広告アーティスト資格」のどちらの受験対策にも対応しています。
そして、プラチナコースであれば、「POP広告デザイナー資格」と次に紹介する「POP広告アーティスト資格」の認定試験が免除されるため、認定試験の受験が不要になります。
どちらの認定試験も税込1万円のため、プラチナコースは合計2万円の受験料が無料になります。そのため、受講費用から2万円を引いて実質59,800円と表記しています。
\POP広告のプロになろう!/
基本コースとプラチナコースはまったく違う:プラチナコースは試験免除
基本コースは、教材と課題が自宅に送られてくるので、教材で勉強しながら課題を提出します。
すべての課題を提出して受講を完了し、日本デザインプランナー協会(JDP)へPOP広告デザイナー認定試験の受験申込をします。
認定試験で70%以上の得点を取れれば合格です。
一方、プラチナコースはPOP広告デザイナー認定試験を受験する必要がありません。
届いた教材で勉強しながら課題を提出する点は基本コースと同じですが、プラチナコースは卒業課題があり、それを提出して合格すれば認定試験合格とされます。
先程説明述べましたが、「POP広告デザイナー資格」と次に紹介する「POP広告アーティスト資格」の認定試験受験料それぞれ税込1万円ずつが不要になるため、基本コースと変わらない税込59,800円で資格を取得できます。
基本コースもプラチナコースも教材は同じ
使用する教材は基本コースもプラチナコースも同じです。
以下がSARAスクールの教材です。
- ガイドブック
- 受講証
- 受講カード
- 学習テキスト
- 練習問題集と解答
- 模擬試験と解答
- 添削課題(5回分)
- 質問用紙
- 卒業課題(プラチナコースのみ)
- 封筒
\プラチナコースは100%資格取得保証!/
POP広告アーティスト:日本インストラクター技術協会(JIA)
日本インストラクター技術協会(JIA)が認定する「POP広告アーティスト資格」です。
POPのマーケティング広告としての機能を理解し、制作の流れや制作手法を身に付けた人を認定する民間資格です。
以下は資格の紹介動画です。
POP広告アーティスト認定資格試験の内容
受験資格
受験資格はありません。誰でも受験できます。
受験料
税込10,000円
出題範囲
試験範囲は以下です。
受験方法
在宅で受験します。
試験問題と解答用紙が自宅に送られてきますので、期限までに提出します。
合格基準
70%以上の得点率で合格です。
受験申込方法
日本インストラクター技術協会(JIA)の公式サイトから申し込みます。
POP広告アーティストの評判・口コミ
POP広告アーティストの評判・口コミ1:POP広告アーティスト認定試験を受けて資格を取りたい!
私はお客様がグッとくる素敵なPOPを描いて沢山の方に商品の良さを伝えていきたいです。
POP広告アーティスト認定試験を受け資格をとりたいです
資格をとってもっとスキルアップしていきたいです
午後1:59 · 2021年4月18日Twitter Web App
POP広告アーティストの評判・口コミ2:POP広告アーティスト認定試験に申し込んだ!楽しみ!
POP広告アーティストの評判・口コミ3:POP広告アーティストは素敵!頑張る!
POP広告アーティスト資格認定試験の勉強方法はSARAスクールの通信講座
POP広告アーティスト資格認定試験の勉強方法は、POP広告デザイナー資格認定試験と同じくSARAスクールの通信講座です。市販の教科書はありません。
SARAスクールの講座内容を説明していきますが、先程紹介した「SARAスクールのPOP広告資格取得講座」は、POP広告アーティスト資格認定試験とPOP広告デザイナー資格認定試験どちらも対応した対策講座です。
SARAスクールのPOP広告資格取得講座
通信講座の内容は先程とまったく同じです。
コース名 | 基本コース | プラチナコース |
資格認定試験 | あり | 免除 課題提出のみ |
資格認定試験受験費用 | 必要 | なし |
添削課題 | 5回 | 5回+卒業課題 |
税込受講費用 | 59,800円 | 79,800円 (*実質59,800円) |
受講期間 | 最短2か月 | 最短1か月 |
プラチナコースは試験免除
こちらもPOP広告デザイナー資格認定試験のところで紹介したように、プラチナコースは卒業課題をクリアすれば、実際に受験することなく資格を取得できます。
受験する必要がないので認定試験の受験料を支払う必要もありません。
教材
使用する教材もPOP広告デザイナー資格認定試験と同じです。
- ガイドブック
- 受講証
- 受講カード
- 学習テキスト
- 練習問題集と解答
- 模擬試験と解答
- 添削課題(5回分)
- 質問用紙
- 卒業課題(プラチナコースのみ)
- 封筒
\行動しないと始まらない!/
POP広告クリエイター技能審査試験:公開経営指導協会(JCI)
公開経営指導協会(JCI)が認定する「小売業やサービス業に従事する人のPOP作成能力を認定する資格」です。
POP(ポップ)のデザインだけでなく、コミュニケーションツールとして捉え、幅広いポップ制作能力を問われます。
毎年8月と2月の年2回試験が開催されます。合格率は毎回約90%です。
民間資格です。
POP広告クリエイター技能審査試験の内容
受験資格
受験資格はありません。
誰でも受験できますが、実務能力1年以上あるいはPOP作成に関する学習がある人が対象です。
受験料
税込5,500円
受験方法
指定された受験会場で受けます。
合格基準
学科試験と実技試験が100点満点中ともに60点以上で合格です。
どちらか一方でも59点未満なら不合格です。
試験内容
学科試験:30分間
マークシート方式です。問題数は50問です。
以下が出題内容です。
- 販売促進一般とPOP広告
- POP広告の種類と役割
- POP広告作成の一般知識
- POP広告作成に使用する用具、 用紙の種類、用途及び使用方法
実技試験:160分間
実技試験では実際にPOP広告を作成します。
以下が作成するPOP広告です。
- レタリング(角ゴシック、丸ゴシック)
- 装飾文字による横長熟語
- ショーカード作成
- プライスカード作成
- ポスター風POP作成
受験申込方法
公開経営指導協会(JCI)へ検定受験申込をします。
POP広告クリエイター技能審査試験の勉強方法は準拠教材
POP広告クリエイター技能審査試験の対策教材は、公開経営指導協会(JCI)へメールで請求します。
資格ではないが勉強できる通信講座もある
ここまでPOP(ポップ)の資格を3つ紹介しました。
資格ではありませんが、POP(ポップ)を学べる通信講座がユーキャンにあります。
手書きPOP講座:ユーキャン
学習期間は約3か月で費用は税込29,000円です。2,980円×10回の分割払いも可能です。
レイアウト、フォント、キャッチコピーの付け方、イラストの使い方を学べます。
教材は以下です。
- メインテキスト2冊
- トレーニングシート2冊
- 販売促進とキャッチコピー1冊
- ガイドブック
- 添削関連書類一式
- マーカー7本(ポスカ、プロッキー)
- 折り紙1セット
\行動しないと始まらない!/
ポップ(POP)広告の資格取得はおすすめ
ポップ(POP)広告の作成方法は、職場で学んだり、実際の広告を見ながら身に付けられる方が多いです。
それでも問題はありませんが、おしゃれで購買に繋がるポップ(POP)広告には作り方の基本ルールがあります。ポップ(POP)広告を短時間でうまく作れる人はこの基本ルールを必ず守っています。
この記事をご覧になられている方は、自分の制作したポップ(POP)広告に満足されていない方や、もっとうまくなりたいと向上心のある方だと思います。
本格的にポップ(POP)広告を学んで次は教える側になるのも良いでしょう。ポップ広告(POP広告ライター、POP広告デザイナー)のプロ講師をされている方もいらっしゃいます。
本記事で紹介した資格は更新制ではありません。つまり、一度取得すれば一生使える資格です。
学んだことは無駄にはなりません。是非行動してみてください。
資格名 | POP広告デザイナー | POP広告アーティスト |
POP広告クリエイター
|
認定機関 | 日本デザインプランナー協会 | 日本インストラクター技術協会 | |
税込受験料 | 10,000円 | 5,500円 | |
試験形態 | 課題を郵送 *試験免除あり |
試験会場 | |
対策講座 | POP広告資格取得講座(SARAスクール) |
*試験免除について
POP広告デザイナー資格とPOP広告アーティスト資格は、SARAスクールのPOP広告資格取得講座のプラチナコースを受講することで、受験せずに資格を取得できます。
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