個人が生まれつき持った身体の色をパーソナルカラー(Personal Color)と言います。
化粧品や服を選ぶとき、以前は流行色を中心に取り入れる人が多かったですが、近年は自分のパーソナルカラーを軸に考える人が増えています。
- パーソナルカラーの資格はどれがいい?種類が多すぎる!
- パーソナルカラーの資格は意味ない?仕事に役立つ?
といった悩みに応えるため、本記事では、 パーソナルカラーの資格10種類を紹介しています。また、資格の勉強のための講座も併せて紹介しています。
いずれの資格もパーソナルカラー診断の方法を習得し、仕事に役立たせることを目的としています。是非チェックしてください。
10種類の資格の中から目的別に2種類をピックアップしました。
資格名に受講する認定講座へのリンクを貼っています。
通信講座でパーソナルカラー資格を取りたい方におすすめ!
通学でなるべく試験なしで資格を取得したい方におすすめ!
パーソナルカラーの資格10種類の比較表
パーソナルカラー資格の10種類を表にまとめました。以下の3点をまとめています。
- 資格名:資格の名称です。
- 必要な税込費用の目安:資格取得に必要な費用の目安です。受験費用+講座受講料です。
- 受講方法:資格取得のために勉強する方法です。
資格名(リンク先は受講講座) | 必要な税込費用の目安 | 受講方法 |
日本技能開発協会(JSADA)のパーソナルカラープランナー認定資格試験 | 39,500円 |
通信講座 |
国際カラーデザイン協会のパーソナルスタイルアドバイザー | 34,650円~ | 通学 |
日本カラリスト協会のパーソナルカラリスト | 54,440円~ | 通信講座 |
東京商工会議所のカラーコーディネーター | 45,100円~ | 通信講座 |
全日本カラースタイルコンサルタント協会(CSCA)のカラースタイル検定 | 297,000円~ | オンライン 通学 |
日本パーソナルカラー協会の色彩技能パーソナルカラー検定 | 7,700円~ | 独学 |
日本カラーコーディネーター協会(J-COLOR)の色彩活用パーソナルカラー検定 | 5,500円~ | 独学 通信講座 |
ICBIのパーソナルカラーアナリスト | 234,432円~ | オンライン 通学 |
パーソナルカラー実務検定協会のパーソナルカラー実務検定 | 1,100円~ | 独学 |
一般社団法人メイクカラーアナリストのメイクカラーアナリスト | 271,060円 | 通学 |
それでは10種類のパーソナルカラー資格をそれぞれ紹介します。
パーソナルカラーの各資格と取得方法の紹介
比較表で示した順番に紹介します。
日本技能開発協会(JSADA)のパーソナルカラープランナー認定資格試験
パーソナルカラープランナー資格は、日本技能開発協会(JSADA)が認定するパーソナルカラーに関する知識、色彩心理、配色、パーソナルカラー診断方法を習得するための資格です。
パーソナルカラープランナーは、ファッションや美容業界においてお客様のパーソナルカラーに合わせた提案を行えます。
お客様を一目見ただけで似合う色を把握でき、コーディネートやヘアカラーの提案の幅が広がります。
受験資格
特にありません。誰でも受験できます。
試験内容
パーソナルカラープランナー認定資格試験の難易度は初級レベルです。
解答形式 | 選択式と記述式 |
出題数 | 30問 |
受験場所 | 在宅 |
合格基準 | 70点以上 |
受験料
税込11,000円です。
受験方法
在宅です。送られてくる試験問題の解答を提出します。
資格取得講座
パーソナルカラープランナー資格の取得用講座として、ラーキャリの通信講座があります。
ラーキャリのパーソナルカラープランナー資格取得講座
日本技能開発協会(JSADA)のパーソナルカラープランナー認定資格試験の合格を目指す通信講座です。
受講費用
税込49,500円です。
学習内容
- パーソナルカラーとは
- パーソナルカラーの歴史
- パーソナルカラー診断のメリット
- カラーモデル
- 色の三属性
- 色の段階
- スプリングタイプ
- サマータイプ
- オータムタイプ
- ウインタータイプ
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国際カラーデザイン協会(ICD)のパーソナルスタイルアドバイザー資格
国際カラーデザイン協会(ICD)が認定するパーソナルスタイルアドバイザー(旧称:パーソナルスタイリスト)です。
パーソナルスタイルアドバイザー制度は試験方式ではなく、規定プログラムを修了した方を認証制度です。
以下の3つの資格があり、すべてのコースを修了して講師講習会を終えることで、パーソナルスタイルアドバイザーの講師として活動できます。
- 初級:パーソナルカラーレッスン
- 中級:カラーアナリスト
- 上級:パーソナルスタイルアドバイザー講座【独立・開業編】
パーソナルカラー診断やヒアリングを通じて、お客様ごとに合ったパーソナルスタイルを提案できることを目指します。
受験資格
特にありません。
試験内容
講座を受講することで資格を取得できます。
受験料
受験はありません。
資格取得講座
国際カラーデザイン協会(ICD)の認定講座として、ヒューマンアカデミーのパーソナルカラー講座があります。
ヒューマンアカデミーのパーソナルカラー講座
ヒューマンアカデミーのパーソナルカラー講座は、国際カラーデザイン協会(ICD)のパーソナルスタイルアドバイザー資格の取得を目指す通学講座です。社会人でも受講できます。
資格に合わせて3つの講座があります。
- ICD認定パーソナルカラーレッスン講座
- ICD認定カラーアナリスト講座
- ICD認定パーソナルスタイリスト講座
それぞれの講座の概要を紹介します。
ICD認定パーソナルカラーレッスン講座
色の基礎知識、自分のパーソナルカラー診断、コラージュ作りなどを通してパーソナルカラーを学びます。
- 受講料:34,650円(税込)と教材費
- 受講回数:6時間の講座を1回
- 認定料:15,000円(税込)
ICD認定カラーアナリスト講座
パーソナルカラー診断の方法を身につける講座です。
- 入学金:33,000円(税込)
- 受講料:217,250円(税込)と教材費
- 受講回数:150分×15回の合計38時間
- 認定料:20,000円(税込)
ICD認定パーソナルスタイリスト講座
ファッションコーディネートなどスタイリングスキルを習得します。
独立や開業を目指されている上級者向けコースです。
- 入学金:33,000円(税込)
- 受講料:145,200円(税込)と教材費
- 受講回数:150分×10回の合計25時間
- 認定料:30,000円(税込)
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日本カラリスト協会のパーソナルカラリスト
日本カラリスト協会が認定するパーソナルカラリスト検定です。
色彩やCUS配色調和を学び、販売・サービスなどさまざまな仕事や日常で役立たせることを目的とします。
パーソナルカラリスト検定は3級、2級、1級の3種類があります。
受験資格
3級と2級に受験資格はありません。1級は2級を合格していないと受験できません。
試験内容と合格率
試験内容 | 3級 | 2級 | 1級 |
---|---|---|---|
出題範囲 |
|
|
|
試験問題 | マークシート4択 70問 | マークシート4択 80問 |
マークシート4択 70問
配色実技+記述 80問 |
試験時間 | 10:00~11:10(70分) | 12:10~13:30(80分) |
10:00~11:10(70分)
12:10~13:30(80分) |
合格率 | 75%程度 | 70%程度 | 50%程度 |
受験料
費用 | 3級 | 2級 | 1級 |
---|---|---|---|
検定料 | 7,700円(税込) | 11,000円(税込) | 17,600円(税込) 1次または2次免除者11,000円 |
- 3級と2級は併願で受験できます。
- 1級検定の1次あるいは2次試験に不合格の場合は、その後2年間に限り合格した試験を免除されます。
受験方法
指定の受験会場か、自宅からウェブで受験します。
毎年7月と11月の年2回実施されています。
資格取得講座
パーソナルカラリスト検定の受験対策講座として、ユーキャンのカラーコーディネート講座があります。
通信講座です。
ユーキャンのカラーコーディネート講座
色彩に関する基本的なノウハウを習得し、色彩のセンスを磨きます。
日本カラリスト協会が主催する「パーソナルカラリスト検定3級と2級の合格も目指せます。
受講料
税込46,740円です。12か月の分割払いも可能です。
教材
使用する教材は以下です。添削課題もあります。
- テキスト:メインテキスト2冊、検定対策用テキスト1冊
- 副教材:ポイントブック/用語集、ワークブック、ユーキャンオリジナルカラーカード、CUS(R)カラーカード157、パーソナル布スウォッチ、ガイドブック、添削課題集、添削関連書類
標準学習期間は6か月です。
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東京商工会議所のカラーコーディネーター検定試験
仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学ぶことができる検定試験です。
色の性質・特性など、色彩の知識を身につけることで、色の持つ効果をビジネスシーンに活かすことができます。
スタンダードプランクラスとアドバンスクラスの2種類の資格があります。
受験資格
特にありません。
スタンダードクラスとアドバンスクラスの併願受験もできます。
試験内容と合格基準
各級 | 各級の基準 | 出題範囲 | 合格基準 |
---|---|---|---|
スタンダードクラス | 日常から見た色彩に関する基礎的な知識について理解している。 | スタンダードクラス公式テキストに該当する知識と、 それを理解した上での応用力を問います。 | 100点満点とし、70点以上をもって合格とします。 |
アドバンスクラス | スタンダードクラスの知識に加え、ビジネスにおける色彩の活用事例など幅広い知識を有している。 | アドバンスクラス公式テキストに該当する知識と、それを理解した上での応用力を問います。 | 100点満点とし、70点以上をもって合格とします。 |
スタンダードクラスもアドバンスクラスも1-2か月間の学習期間で合格されている方が多いです。
受験方法
IBT(Internet Based Testing)とCBT(Computer Based Testing)の2種類から選んで受験します。
IBTは自宅で自分のパソコンから受験します。
一方、CBTは各地にあるテストセンターへ行き、そこに設置されているパソコンで受験します。
受験料
IBT方式とCBT方式で受験費用は異なります。IBT方式で受験した方が受験料は安いです。
IBT方式
- スタンダードクラス:5,500円(税込)
- アドバンスクラス:7,700円(税込)
CBT方式
- スタンダードクラス:5,500円(税込) + CBT利用料2,200円(税込)
- アドバンスクラス:7,700円(税込) + CBT利用料2,200円(税込)
カラーコーディネーター検定試験の合格率
スタンダードクラスの合格率が約80%、アドバンスクラスの合格率が約60%です。
資格取得講座
カラーコーディネーター検定試験用の通信講座として、キャリカレのカラーコーディネーターW合格指導講座があります。
キャリカレのカラーコーディネーターW合格指導講座
東京商工会議所カラーコーディネーター検定試験(スタンダードクラス・アドバンスクラス)とAFT(色彩検定協会)の色彩検定®(2・3級)の合格を目指す通信講座です。
受講料は税込73,800円です。
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全日本カラースタイルコンサルタント協会(CSCA)のカラースタイル検定
全日本カラースタイルコンサルタント協会(CSCA)は、色とスタイリングをテーマとしたカラースタイル検定を実施しています。
- カラーアナリスト検定3級:パーソナルカラーコーディネーター資格
- カラーアナリスト検定2級:16タイプパーソナルカラーアナリスト資格
- カラーアナリスト検定1級:パーソナルカラーアナリスト資格
各資格のレベルは、自分に似合う色と服がわかる初級(3級)、プロとして人にアドバイスができる中級(2級)、ハイレベルなコンサルティングができる上級(1級・S級・SS級)です。
また、CSCA認定講師になると、3級講座を開催し指導することができます。
全日本カラースタイルコンサルタント協会(CSCA)の公式サイト
受験資格
特にありません。指定の講座を受講します。
受験料
講座料金に含まれます。
資格取得講座
ラピスアカデミーがカラースタイル検定の通学講座を提供しています。
ラピスアカデミー
パーソナルカラー 入門コース
CSCA認定カラースタイル検定3級のパーソナルカラーコーディネーター認定を取得できる講座です。
受講料は25,300円(税込)です。カリキュラムは以下です。
- パーソナルカラーとはパーソナルカラーの色の特徴
- 4シーズンカラー診断自分のカラータイプを知ろう
- ベストカラーセレクション最も似合うベストカラーを知ろう
- カラーコーディネート自分に似合う配色レッスン
- メイクアップカラー似合うメイクでビューティアップ
16タイプパーソナルカラーアナリスト養成コース
CSCA認定カラースタイル検定認の16タイプ・パーソナルカラーアナリスト資格を取得できる講座です。
受講料は314,600円(税込) です。カリキュラムは以下です。
- パーソナルカラーアナリストの仕事と資格
- 色彩学・色の基礎(三属性・トーン)
- カラーコーディネート・配色の基本
- アンダートーン・4シーズンシステム
- 4シーズン・カラーの色の特徴
- ドレープとカラーカードの色分析実習
- パーソナルカラー診断実習
- 4シーズンタイプ別の人の特徴
- パーソナルカラー診断の手順とテクニック
- ドレーピング実習1(4シーズン・カラー診断)
- ドレーピング実習2(4シーズン・カラー診断)
- ドレーピング実習3(ベストカラーセレクション)
- パーソナルカラーの歴史
- 16タイプ・カラーメソッド®パーソナルカラー理論
- 16タイプの色の特徴と分析
- 16タイプ別の肌・髪・目の特徴
- 16タイプ・カラー診断実習
- ドレーピング実習4(16タイプ・カラー診断)
- 美しいドレーピングテクニック
- ドレーピング実習5(16タイプ別・カラーコーディネート)
- ドレープによるカラーコーディネート・テクニック
- パーソナルカラータイプ別メイクカラー&ヘアカラー
- コンサルティングの流れとテクニック・話法
- アドバイスツールの使い方
- パーソナルカラー・コンサルティング実習1
- メンズ・パーソナルカラー診断法 と メンズ・カラーコーディネート実習
- メンズ・カラーコーディネート実習
- メンズ・パーソナルカラー・コンサルティング実習2
- パーソナルカラー・コンサルティング実習4
日本パーソナルカラー協会の色彩技能パーソナルカラー検定
日本パーソナルカラー協会が運営する”色彩の理論と実践を学ぶ検定”です。特に、色を正しく見分ける力を養います。
色彩技能パーソナルカラー検定は3種類あります。
- 色彩技能パーソナルカラー検定モジュール1(初級)
- 色彩技能パーソナルカラー検定モジュール2(中級)
- 色彩技能パーソナルカラー検定モジュール3(上級)
受験資格
特にありません。
モジュール3(上級)を受験するにはモジュール2(中級)を合格している必要があります。
試験内容
モジュール別の試験出題範囲です。
色彩技能パーソナルカラー検定モジュール1(初級)
- 色彩理論の初級程度を理解していること
- 色の特性を識別判断できること
- パーソナルカラーの基本的知識があること
- 指定条件の色と配色を特定できること
色彩技能パーソナルカラー検定モジュール2(中級)
- 色彩理論の中級程度を理解していること
- 複数の色を比較し、色彩理論を用いて特性を見分けられること
- パーソナルカラーに役立つ、実践的な色を見分ける技能と顔の見え方を結びつけて理解していること
色彩技能パーソナルカラー検定モジュール3(上級)
- 指定の条件に沿った色を的確に選ぶことができること
- 顔の見え方の違いから、テストカラーの色の属性を確認できること
- 指定されたイメージワードの色を的確に選ぶことができること
- 色からイメージワードを解答することができること
受験料
- 色彩技能パーソナルカラー検定モジュール1(初級):7,700円(税込)
- 色彩技能パーソナルカラー検定モジュール2(中級):8,800円(税込)
- 色彩技能パーソナルカラー検定モジュール3(上級):12,100円(税込)
受験方法
CBT方式です。
試験センターからパソコンで受験します。
資格取得講座
日本パーソナルカラー協会が発行する教材で勉強します。独学のみです。
日本カラーコーディネーター協会(JーCOLOR)の色彩活用パーソナルカラー検定
パーソナルカラーを仕事に活かす方法を学べる検定です。
パーソナルカラーは、色の分類基準やパーソナルカラー診断の判定方法が異なる複数の流派がありますが、本検定ではどの流派に共通理論を学びます。
3級から1級までの3種類の検定があります。
- 3級:色を戦略的に使いこなし、似合う色で「自分ブランディング」できる
- 2級:似合う色による「自分ブランディング」をアドバイスし提案できるファッション・美容・ブライダル・デザインなどの人と関わる仕事の様々な場面で活躍できる
- 1級:色で新しいビジネスモデルを作る「コンサルタント」のスキルが身につく個人から企業までクライアントニーズに完全対応できる色のノウハウで、ビジネスを成功に導く
受験資格
特にありませんが、1級は2級の合格者のみが受験できます。
試験内容
3級と2級の試験は選択問題のみ出題されます。1級の試験は記述・配色の実技試験があります。
- 3級:
パーソナルカラーとは何か、似合う色の見つけ方などの基礎知識の習得と似合う色を使った自己表現方法の理解。 - 2級:
3級の内容をふまえ、似合う色の判断基準となる色素の捉え方やTPO別コーディネート方法などの応用知識の習得と他者へのアドバイス方法と販売・サービス業での活用方法の理解。 - 1級:
3・2級の内容をふまえ、パーソナルカラーを色彩戦略のひとつとして捉えた様々な分野での活用と実践方法、クライアントへの提案などのコンサルティングスキルの理解と習得。
受験料
- 3級:5,500円 (税込)
- 2級:8,800円 (税込)
- 1級:16,500円 (税込)
受験方法
3級と2級はCBT方式で受験します。指定のテストセンターに設置されているパソコンから解答します。
1級はPBT(Paper Based Testing)方式で一般的な試験です。試験会場で筆記試験を受けます。
資格取得講座
日本カラーコーディネーター協会(JーCOLOR)が公式テキストを発行しています。独学以外の勉強法はありません。
ICBIのパーソナルカラーアナリスト資格
ICBIのパーソナルカラーアナリスト資格は、パーソナルカラー診断技術と色の識別技術をマスターし、確実にパーソナルカラー診断を行える技術を修得できます。
受験資格
特にありません。
試験内容
指定講座を修了することで資格を取得できます。
受験料
講座の費用に含まれます。
資格取得講座
ICBIが開催する講座を受講します。
受講料は224,000円(税込 246,400円)です。
別途その他の費用として、入会金33,000円(税込)スワッチセット7,040円(税込)パーソナルカラーアナリスト養成講座公式テキスト税込 2,200円(税込)が必要です。
講座の受講期間は7日間で合計35時間です。
カリキュラムは以下です。
1日目(5時間) |
|
---|---|
2日目(5時間) |
|
3日目(5時間) |
|
4日目(5時間) |
|
5日目(5時間) |
|
6日目(5時間) |
|
7日目(5時間) |
|
パーソナルカラー実務検定協会のパーソナルカラー実務検定
パーソナルカラーと色彩の知識を認定する検定試験です。3級から1級があります。
化粧品やアパレル、宝石販売などにおいて、プロフェッショナルとしてパーソナルカラーの知識があることを認証します。
受験資格
特にありません。
試験内容
- パーソナルカラー実務検定3級:
パーソナルカラーと色彩とファッションについて - パーソナルカラー実務検定2級と1級
指定教材(パーソナルカラー実務検定2級・1級 公式テキスト 新しいパーソナルカラーの教科書)から出題されます。
受験料
- パーソナルカラー実務検定3級:1,100円(税込)
- パーソナルカラー実務検定2級:7,700円(税込)
- パーソナルカラー実務検定1級:13,200円(税込)
受験方法
3級はIBT方式です。自宅から受験できます。
2級と1級はCBT方式です。指定のテストセンターでパソコンを使って受験します。
資格取得講座
パーソナルカラー実務検定協会が指定する教科書で勉強します。
通信講座などはありません。独学のみです。
一般社団法人メイクカラーアナリストのメイクカラーアナリスト資格
美容やメイクに特化したパーソナルカラー資格です。
メイクカラーアナリスト資格を取得することで、メイクカラーアナリストとしてアブンダンティア肌色診断が実施できます
アブンダンティア肌色診断とは、6色のファンデーションを元にパーソナルカラーを導く手法です。
受験資格
特にありません。
試験内容
講座の最後に筆記試験と実技試験があります。
受験料
講座の受講料に含まれます。
受験方法
通学です。
資格取得講座
アカデミープロフェッショナル講習を受講します。
受講料は税込271,060円です。別途、希望者は簡易ドレープ14枚を購入できます(税込15,400円)。
講座は2日間あり、合計で12時間程度講習を受けます。
以下は講座の学習内容です。
- オリエンテーション
- 色彩の基本について
- パーソナルカラーの重要性
- 個人のパーソナルカラーについて
- ファンデーション各カラーの分類
- ベースメイクの作り方
- ファンデーションカラーの選び方
- それぞれに似合うメイクカラーの分類
- メイクカラーの色の見分け方
- ポイントメイクのカラーアドバイス
- メイクカラーアドバイス カウンセリングの仕方
- 1日目の復習 受講者によるシェア
- 答え合わせ用ドレープ使い方
- メイクカラーアナリスト筆記テスト
- メイクカラーカウンセリング実践テスト
- ディプロマ証授与
パーソナルカラー資格の難易度:合格率を推測
合格率を公開している資格はほとんどないため、正確な難易度はわかりませんでした。
しかしながら、一般的な資格試験や検定試験と同様と考えて推測してみます。
講座を受講して修了時に認定資格をもらえるタイプ
指定された講座を受講し、修了することで資格が認定されるタイプです。
このタイプの合格率は85%以上あると思います。合格率が高いと推定する理由は、パーソナルカラー資格に限らず、通学講座は講座の最終試験に受かるように講師が授業を行うからです。
このタイプの最終試験は、ほぼ講座で習ったことしか出題されず、当然ながら講師は試験に出る部分を重点的に説明します。
- 講師は講座の最終試験の内容を知ったうえで授業をする
- 最終試験で授業で説明していない問題が出題されると受講者の不満がでる
→普通に講座に参加していれば合格点は取れる
通学講座を選ぶ場合は、講座の開催場所と開催時期を必ずチェックしておきましょう。東京都内や各地の都市部でしか実施されない講習もあります。
また、通学講座は受講料金が高いです。
試験で合格すれば認定資格をもらえるタイプ
3級など初心者向けは70-80%くらいの人が合格すると思います。
2級や1級クラスになると、合格率は50-60%でしょう。
パーソナルカラー診断とは:資格が必要?どんな仕事で役立つ?
パーソナルカラー診断とは
パーソナルカラー診断とは、その人の身体的な色(肌、髪の毛、目、唇)に合った色を判定する方法です。
対象の色を、明度・彩度・色相から4つの季節(春夏秋冬)に分類します。イエローベースは春・秋タイプ、ブルーベースは夏・冬タイプに分けられます。
パーソナルカラー診断に使用する道具には、色見本であるカラードレープやスウォッチががあります。
パーソナルカラー診断を実施することで、その人の持つ色に馴染む色がわかります。例えば、肌の色を診断することで、選ぶべきファウンデーションや似合う色の服がわかります。
パーソナルカラー診断に資格は必要か?取得する意味はあるのか?
パーソナルカラー診断は資格がなくても行えます。
パーソナルカラーに公的資格はありませんので、税理士や司法書士のような独占業務(その資格がなければ行えない業務)はありません
しかし、資格を取得しておくことで、正式に「〇〇認定パーソナルカラーアドバイザー」など名称を使えるようになります。
協会によっては、資格保有者に講師の依頼やイベントの依頼をしています。
今後、自分のパーソナルカラーの知識を仕事に使っていきたいなら、パーソナルカラーの資格は武器になります。むしろ、資格がないと「ただの色に詳しい人」と思われるかもしれません。
何かひとつでいいので資格は持っておいた方が良いでしょう。
パーソナルカラーの資格はどんな仕事で役立つ?
パーソナルカラーの資格は、美容師、スタイリスト、アパレル、化粧品販売、ジュエリー・アクセサリー販売、インテリアコーディネーター、デザイナーなど、人と色の組み合わせを考える職業で役立ちます。単にトレンドの色を勧めるのではなく、その人の色を根拠に似合うスタイルを考えられるので、これまでよりももっと説得力のある提案が可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パーソナルカラーの考え方が普及し始めたのは最近ですが、それでもこれほど多くの資格があります。
是非パーソナルカラーを勉強して資格を取得してください。
10種類の資格の中から目的別に2種類をピックアップしました。
資格名に受講する認定講座へのリンクを貼っています。
- 通信講座でパーソナルカラー資格を取りたい方におすすめ!
日本技能開発協会(JSADA)のパーソナルカラープランナー認定資格試験(ラーキャリ)
- 通学でなるべく試験なしで資格を取得したい方におすすめ!