株式会社新生技術開発研究所(本社所在地:福岡県福岡市、代表取締役:石丸 大輔)は、「デジタルデトックス」に関する調査を実施しました。
デジタルデトックスでストレスフリーへ
近年新型感染症の影響もあり、スマートフォンやパソコン、タブレット端末は必要不可欠なものになりました。
今では自宅で映画を観ることや、SNSなどの普及により、容易にたくさんの人と繋がることが出来るようになりました。
さらに教育の現場でも、全国の小中学校では従来のような紙の教科書ではなく、デジタル教科書を導入している学校も増えてきました。
しかし、2021年度の文部科学省の調査によると、「2~4割の児童生徒が授業後に目や首、肩などに疲れや痛みを感じていて、健康面へ影響が明らかになった。」とされています。
学年が上がるほど、疲れや痛みを感じる傾向にある一方で、どの学年にも共通しているのが、「昼間に眠気を感じる」という回答でした。
このように、日常生活にデジタルデバイスが必需品になったことによって健康被害を訴える人も少なくはありません。
そこで最近耳にするようになったのが、「デジタルデトックス」です。
デジタルデトックスとは、デジタルデバイスとの距離を置いて、自然に触れ、自分の目で見るものや自分の言葉で話すことを大切にし、日々のストレスや疲労を軽減させようというものです。
そこで今回、通信教育講座・資格の『SARAスクールジャパン』(https://www.saraschool.net/)を運営する株式会社新生技術開発研究所は、「デジタルデトックス」に関する調査を実施しました。
【世間の認知度】最近よく聞く「デジタルデトックス」について
今回実施した調査では、「デジタルデトックス」の認知度は半数以上となりました。
その中でも、「デジタルデトックス」に興味を持っている人は約6割もいることも分かりました。
「デジタルデトックス」をやってみたいと回答した方の理由を一部紹介します。
- 20代女性/学生
「SNS等で嫌な物事が目に入ってしまうと、それに考えを支配されてしまうから。」 - 30代女性/専業主婦
「起きているときは常にスマホやパソコンに触れていて、娯楽ではあるけどストレスにもなっている。子供との遊びもスマホ片手にということがよくあって、ダメだなと思いながらもやめられない。」 - 40代男性/自営業・フリーランス
「仕事柄、デジタル機器に触れる機会がただでさえ多いのに、プライベートまでもデジタル機器に触れる時間も増えてきて、少し疲れを感じるようになったから。」 - 50代男性/会社員(正社員)
「そもそも携帯さえない時代も経験しているので、スマホがないならないでどうにでもなるし、そこまで誰かとつながりたいと思わないから。」
【あなたの依存度は?】1日のデジタルデバイスの使用時間
では、そもそも現代の人は1日のうちどれくらいデジタルデバイスに触れているのでしょうか。
ほとんどの人がデジタルデバイスに触れる機会が多いと感じていると回答しました。
デジタルデバイスに触れている時間として多かったのは、3時間以上9時間未満の間でした。
詳しく回答を見ていくと、1時間以上3時間未満の使用時間で触れる機会が多いと感じている人と感じていない人と意見が分かれていて、また、12時間以上使用している人でも多いと感じていないという人もいました。
デジタルデバイスの使用時間に関しては、個人によって感覚や価値観がさまざまであるということが分かります。
【こんな時に便利!】使用場面はプライベート派?ビジネス派?
今やビジネスの場面でもデジタルデバイスは欠かせません。
デジタルデバイスの使用場面についての調査結果が次のグラフとなります。
プライベートで使うことの方が多いと回答した人が過半数を占めていますが、約半数はビジネスでの利用が多い、またプライベートとビジネスの両方で同じくらい使うという回答となりました。
現代では、デジタルトランスフォーメーション(DX)やペーパーレス化、IT化が推進されており、ビジネスの場面においてもデジタルデバイスの存在は業界・業種に関わらず、当たり前になってきています。
IT系やWEB系の企業で働いている方はもちろん、事務職や営業職、経理などいろいろな部署で業務においてデジタルデバイスは必須となっているようです。
一方、プライベートではどのような目的で使用しているのかも調査しました。
特に多かったのは、YouTubeなどの動画閲覧とSNSの2つです。
各団体で実施されている「将来なりたい職業」についてのアンケートで、この数年で「YouTuber」がトップ10にランクインするようになり、若年層に対してどれほどの影響を与えているのかが分かります。
さらに、YouTuberのほかにも、InstagramやTikTokなどのSNSでの情報発信を行い、世間に大きな影響を与えるインフルエンサーの存在は企業にとっては商品のマーケティング活動において目を離すことはできません。
その他にも、ネットショッピングやネットニュース、電子決済、学習など多岐に渡って使用されていることが分かりました。
【体に毒!】デジタルデバイスが引き起こす健康被害
これまで述べたように、デジタルデバイスは私たちの日常生活になくてはならないものになりつつあります。
しかし、冒頭で述べたようにデジタルデバイスによって健康被害を訴え、生活に支障をきたしてしまうという場合もあります。
そこで、今までデジタルデバイスによって健康が脅かされた経験があるか、もしくは脅かされると感じるかという質問をしてみました。
実に7割の人が「デジタルデバイスによって健康が脅かされた経験がある、もしくは脅かされると感じる」という回答がありました。
また、それにはどのような不調が生じたのか、もしくは生じると感じるのかも回答してもらいました。
デジタルデバイスの影響による不調で一番回答が多かったのは、「視力の低下」です。
スマートフォンの長時間の利用やブルーライトを浴びることによって、目をかなり酷使しています。
そのダメージは「身体の痛み」や「睡眠の質の低下」など、さまざまな不調に影響しています。
その他にも、長時間デジタルデバイスと向き合うことによって生じる姿勢の問題や運動不足、体力低下などさまざまな不調を感じていることがわかります。
【自分の身体は大切に】デジタルデバイスと上手く付き合っていくには
デジタルデバイスは私たちの生活を豊かにしてくれるものではありますが、その一方で健康を脅かす存在になることもあります。
このようなメリット・デメリットを考えながらこれからデジタルデバイスと上手く付き合っていくことが重要です。
これから健康被害を防止するためにもどのようなことに取り組んでいきたいか質問してみました。
回答として多かったのは、「適度な運動」と「散歩」です。
長時間一定の姿勢を保たないといけないからこそ、時間がある時には体を動かしてみたり、自然を感じてゆったりとした時間を過ごしてみると、気分もリフレッシュすることができるのではないでしょうか。
その他にも取り組んでみたいと回答があったものを一部紹介します。
- 50代女性/自営業・フリーランス
家族や友人等、身近にいる人との会話。特に、スマホを持っているとき、目の前の人を疎かにしない。 - 30代女性/専業主婦
寝る前1時間はデジタルデバイスを見ないこと。 - 40代女性/パートタイム・アルバイト
時間をきめてつかう。目を休める。 - 30代男性/パートタイム・アルバイト
何もしない時間というものを意図的に取るようにしたいです。
【まとめ】デジタルデバイスから一旦距離を置いて、知識を習得したり新たな趣味を見つけてみませんか?
『SARAスクールジャパン』(https://www.saraschool.net/)は、在宅で学習・資格取得が可能な通信講座です。初心者でも最短2か月で人気資格を取得することができます。
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調査概要:デジタルデトックスに関する調査
【調査期間】2022年6月21日(火)~2022年6月28日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】890人
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