私は数年前に国内の大学院のMBAに社会人として入学し、修了しました。
受験勉強をしていた時期を思い返すと、もっと効率的な勉強方法があっただろうと思います。
最も苦労した点は国内MBA受験の勉強方法や対策方法の情報がない点 でした。ネットで調べても役立ちそうな教科書や勉強本はありませんでした。
そこで本記事では、 国内MBA受験対策コースを提供する有名予備校・通信講座の5社を比較 しました。
最も大切な最新の合格実績だけ最初に表にしました。
国内MBA予備校 | 合格者数 | 合格率 |
アガルートアカデミー | 147名 | 64% |
MBAゼミナール | 非公開 | 83% |
河合塾KALS | 91名 | 非公開 |
NIKKEN MBA lab | 18名 | 72% |
四谷ゼミナール | 非公開 | 非公開 |
中央ゼミナール(コース廃止) | – | – |
Z会(コース廃止) | – | – |
なお、本記事の結論としては、 アガルートアカデミーの国内MBA受験対策コースがオススメ です。
\MBA試験特化コースがある!/
\よく割引やってます!/
それでは比較の詳細を見ていきましょう。
国内MBA予備校の比較結果:費用とカリキュラム
国内MBA予備校5社を比較した結果を表にまとめました。
比較の観点は、合格率、受講方法(オンラインや通学など)、受講費用の3つです。
表は横にスクロールできます。 予備校名に公式サイトへのリンクを貼っています。
予備校名 | MBA用コース有無 | 受講方法 | 税込費用 | 費用備考 |
アガルートアカデミー | 〇 | オンライン動画 | 492,800円 | フルカリキュラム |
MBAゼミナール | 〇 | オンライン+オフライン | 330,000円 | スタンダードコース |
河合塾KALS | 〇 | ・通学+オンライン動画 ・WEB通信講座(オンライン動画) |
386,100円 | 国内MBAパーフェクトコース |
NIKKEN MBA lab | 〇 | 基本はテキスト教材 | 349,000円 | 小論文・研究計画書・面接指導のみ |
四谷ゼミナール | × | 通学(東京都新宿) | 216,000円 | 3科目を2か月間受講 |
ほとんどの予備校はMBA向けに複数のコースや科目を提供しているため、費用備考に書いたケースを選択した場合の費用を記載しました。
そのため、単純に費用だけで比較はできませんが、目安にはなると思います。
おすすめする国内MBA予備校はアガルートアカデミー
私がおすすめするMBA予備校はアガルートアカデミーです。
アガルートアカデミーが良い理由は以下のの4つです。
- オンライン動画でいつでも何度でも講義を視聴できる
- MBA受験用の講座がある
- 必要な講座だけ受講できる
- カリキュラムのボリュームが盛りだくさん
順番に説明します。
おすすめ理由1:講義をオンライン動画でいつでも繰り返し視聴できる
社会人は忙しく、なかなか勉強時間を確保できません。
平日に自分の時間と呼べる時間帯は多くの方が帰宅してからの数時間でしょう。
一日が24時間しかないのは誰もが同じであり、睡眠時間を削る方法は継続的な勉強には適していません。
そうすると、これまで勉強に費やしていなかった時間を勉強に割くしかありません。
これまで勉強に費やしていなかった時間とは隙間時間のことです。私は通勤時間とお風呂の時間を勉強する時間としています。
隙間時間を活用しようとした場合、便利なのがスマホやタブレットです。
アガルートアカデミーのMBAコースの講義は動画で配信されるため、10分間だけ講義を視聴するなど隙間時間を利用して勉強できます。
また、動画は視覚と聴覚を使いながら学習できるため、本などテキスト教材(視覚)のみや音声(聴覚)のみの場合よりも記憶の定着がよいです。
おすすめ理由2:MBA受験用の講座がある
予備校の大学院入試対策コースでは、どこも小論文対策講座と研究計画書対策講座があります。
これは、どこのMBAの入学試験でも小論文試験と研究計画書の提出があるためです。
しかし、当然ながら小論文の書き方と研究計画書の書き方がわかっただけでは、小論文も研究計画書も書けません。
なぜなら、どちらも経営学の考え方や理論の知識、論理思考、代表的な先行研究への理解が必須だからです。
ここが欠けている方は、いくら小論文と研究計画書の書き方の本を学んでも書けるようになりません。感想や思いばかりの文章になってしまいます。
アガルートアカデミーは、経営学の常識を学ぶ基礎講座が約20時間 あります。まずはMBAに関する最低限の知識を身に付け、「入試問題で問われていることを正しく理解でき、経営学の観点から回答を作れる」状態を目指しましょう。
おすすめ理由3:必要な講座だけ受講できる
比較表には記載しませんでしたが、アガルートアカデミーには単科講座があります。
単科講座とは、”出願書類・研究計画書の書き方講座”や”小論文対策講座”、”面接対策講座”から目的の講義だけを受けられる というものです。例えば、「経営学の基礎知識は自分で勉強するので面接対策だけ受講したい」、「研究計画書だけはどのように書いていいかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
そのようか方にとっては、予備校に入学して目的ではない講座を受けるのは費用も時間ももったいないです。
アガルートアカデミーなら必要な講座だけを受講することができます。
おすすめ理由4:カリキュラムのボリュームと費用のコストパフォーマンスが高い
アガルートアカデミーのフルカリキュラム(後述しますがライトカリキュラムもあります)の内容は以下です。
- 国内MBA入試攻略講座
- TOEIC解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座
- 経営学の基礎講座
- 小論文添削講座(基本編)
- 出願書類・研究計画書の書き方講座
- 研究計画書の研究テーマライブラリー
- 出願書類・研究計画書+面接再現
- 小論文添削講座(大学院別対策編)
- 面接対策講座
とてもボリュームがある講座内容です。これで税込443,520円は単純に安いです。
秋入試用と冬入試用のカリキュラムがあり、料金が異なるので注意しましょう。
\MBAにはそれ以上の価値がある!/
アガルートアカデミーの国内MBA受験コース
アガルートアカデミーは、2015年に開校したオンライン講義を中心とした資格予備校です。
中小企業診断士や司法試験など難関資格のオンライン予備校として知られています。
アガルートアカデミーの国内MBA試験コースは、以前ウインドミル・エデュケイションズとして知られていたMBA予備校の事業を継承する形で誕生しました。
アガルートアカデミーの受講方法は1種類
アガルートアカデミーは オンライン動画で受講 します。
パソコンのみならず、スマホ、タブレットでも受講可能です。
通学は不要なので、仕事が忙しい方、地方など遠方の方も受講できます。
国内MBA入試対策講座の一覧
アガルートアカデミーの全MBA対策講座は以下です。
- 国内MBA入試攻略講座
- 経営学の基礎講座
- 小論文添削講座(基本編)
- 小論文添削講座(大学院別対策編)
- 出願書類・研究計画書の書き方講座
- 研究計画書の研究テーマライブラリー
- 面接対策講座
- マーケティング基礎(アドバンス講座受講生のみ)
- ロジカルシンキング(アドバンス講座受講生のみ)
- ロジカルプレゼンテーション(アドバンス講座受講生のみ)
- 問題解決スキル(アドバンス講座受講生のみ)
- DXリテラシー講座(アドバンス講座受講生のみ)
順番に説明していきます。
国内MBA入試攻略講座
国内MBAの入試情報や試験対策の方法といった「MBA受験者なら絶対に知っておかなければならない知識と考え方」を学びます。
アガルートアカデミーの言葉を借りれば、MBA受験は情報戦です。
こちらの講座でまずはMBA入試の全体像をつかみましょう。
経営学の基礎講座
経営学の基礎知識をインプットする講座です。
戦略論、マーケティング理論、組織論、財務会計など経営学の常識を習得します。
当然ながら、MBAの入試試験は経営学について出題されます。「〇〇理論を説明しなさい」や「XXと△△の違い述べよ」といった知識を問う問題は頻出です。
ここをおろそかにしてはいけません。
小論文添削講座(基本編)
受験する大学院によりますが、ほとんどの大学院において入試に小論文があります。
本講座では、小論文の書き方を学んだ後、実際に11本の小論文を書きます。書いた小論文は添削されて返ってきます。
小論文の提出はオンラインでできるので、印刷したり郵送する手間はありません。
小論文添削講座(大学院別対策編)
続いて大学院別の小論文対策講座です。
大学院入試は、学部入試よりもはっきりとした出題傾向があります。
つまり、対策すればかなり書けるようになります。
書いた後はオンラインで提出し、添削してもらいます。
出願書類・研究計画書の書き方講座
出願書類と研究計画書の書き方を学びます。
本講座では以下の大学院の志望理由書と研究計画書の実例講義を受けられます。
実際に書いた志望理由書と研究計画書は添削されます。添削回数は無制限です。
研究計画書は苦戦する人が多いです。
研究計画書には「何をどのようなスケジュールで研究するのか」を書きます。
例えば、”日本における製薬企業の競争優位性の変化”などがテーマです。そして、それを修士課程2年間でどのような時期に何をするのか書きます。
よく忘れられがちなのが研究スケジュールです。研究計画書なので、2年間でどのようなスケジュールで研究を進めるつもりなのかは必ず書きましょう。
研究テーマを書くには先行研究を調べないといけませんので、結構時間がかかります。
面接試験のときに、面接官の教授はこの研究計画書を見ながら質問してきますので、適当なことを書いて後で困らないようにしましょう。
研究計画の考え方はこちらの記事でも紹介しています。私も苦労しました。
研究計画書の研究テーマライブラリー
研究計画書で最も重要なのはテーマです。
研究テーマはすなわち問題設定です。あなたが何を問題だと思うか(何を解決すべきか)を文章でまとめなければなりません。
本講座は、よく研究対象に挙がるテーマを題材に研究テーマ探しと考え方を学びます。
面接対策講座
ひとつの大学院につき30分間の模擬面接(15分間のフィードバック付)です。
アガルートアカデミーの受講コースと費用
アガルートアカデミーの受講コースと費用をまとめました。
主要なカリキュラムはフルとライトの2種類です。ここでは記載していませんがアドバンス講座も存在します。
- 全講座フルパックの“フルカリキュラム”
- 小論文添削講座のない“ライトカリキュラム”
講座名 | フル | ライト |
国内MBA入試攻略講座 | 〇 | 〇 |
経営学の基礎講座 | 〇 | 〇 |
小論文添削講座(基本編) | 〇添削11通 | × |
小論文添削講座(大学院別対策編) | 〇添削6通 | × |
出願書類・研究計画書の書き方講座 | 〇 | 〇 |
研究計画書の研究テーマライブラリー | 〇 | 〇 |
面接対策講座 | 〇 | 〇 |
出願書類・研究計画書+面接再現 | 〇 | 〇 |
TOEIC解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座 | 〇 | 〇 |
税込価格 | 492,800円 | 415,800円 |
秋入試用と冬入試用のカリキュラムがあり、料金が異なるので注意しましょう。
ガイダンスや講義のサンプル動画、テキストの一部を見られますので是非チェックしてください。
\MBAは一生使える肩書!/
アガルートの国内MBA入試講座の合格実績:2023年147名、2022年80名、2021年75名、2020年57名
2023年の合格者は147名:合格率は64%
2023年の受講生227名のうち、合格者は147名で合格率は64%でした。
2022年度の合格者は80名:合格率は76%
アガルートアカデミーの国内MBA入試講座の受講生の2022年度合格者は延べ80名でした。
受験者数は延べ105名なので合格率は76%です。
2021年度の合格者は75名:合格率は82%
2021年度の合格実績も公開されています。91名の受験者数の対して合格者は延べ75名でした。合格率は82%です。
2020年度の合格者は57名:合格率は75%
アガルートアカデミーの国内MBAコースの2020年度合格者は57名でした。
合計すると、77名の受験者数の対して合格者は58名でした。つまり合格率は75%です。
こちらの記事で大学院別の合格者数、合格率を表にまとめています。
一橋大学大学院 経営管理研究科経営管理プログラムと慶應義塾大学大学院 経営管理研究科に合格された佐久間様の合格インタビュー動画です。
\合格者多数!/
アガルートアカデミー国内MBAの評判・口コミ
アガルートアカデミーの国内MBA試験講座が受講生にどのように評価されているのか調べるため、口コミ・評判を調査しました。
評判/口コミ1:アガルートのMBA面接対策講座を利用して合格!
慶應の一次試験通過を見た後、アガルートの面接対策講座を用いて、一橋MBAでの問題点を改善した。
助言をもらうのではなく、客観的に指摘してもらっていたが、それでも自分から見ると助言をもらう以前に改善点が多かった。
慶応義塾大学のMBAに合格されたKazumi様
noteより引用
評判/口コミ2:受講して一橋大学MBAに合格!飯野先生はまともな人です(笑)
通っていたのはアガルートアカデミーの国内MBA講座です。
飯野先生(THE ALFEEみたいな見た目ですが、まともな人です笑)が指導してくださいました。
一橋大学のMBAに合格されたじゅたろう様
noteより引用
評判/口コミ3:アガルートのMBA講座が合格の近道!努力が報われた!
過去の実施や経験からアドバイス頂けるので、すごく心強かったです。
MBAの情報はあまりないので大変貴重でした。アガルートの講座は合格の近道のカリキュラムで私にはピッタリでした。
今までの努力が報われたのと、今後勉強出来る環境を与えてくれた事に感謝の気持ちと希望が持てました。
年齢:44歳
属性:会社員
合格校:早稲田大学経営管理研究科夜間主プロフェッショナルマネジメント専修
公式サイトの合格者の声より引用
アガルートアカデミーの合格者のページにはとてもたくさんのインタビュー動画や合格者の声が掲載されています。
ぜひそちらも参考にしてください。
\受講生の感想をチェック!/
アガルートアカデミーMBA講座の評判・口コミ記事はこちら
【評判/口コミ】アガルート国内MBA受験対策コース!費用や合格率も!おすすめできる!
運営者情報
社名 |
株式会社アガルート
AGAROOT Co., Ltd. |
法人番号 | 9011201017162 |
設立日 | 2013年12月 |
代表者 | 岩崎北斗 |
MBAゼミナール
MBAゼミナールは、国内MBA入試対策に特化した予備校・塾です。
受講コースはスタンダードコースとライトコースの2種類があります。ライトコースは筆記試験がないビジネススクールを受験される方向けです。
もし不合格になっても追加費用なしで翌年も受講できる2年保証制度があります。
MBAゼミナールの受講形態
講義はオンラインとオフラインのハイブリッドで受講します。
MBAゼミナールは固定の校舎がなく、オフライン講義は都市部の会議室や教室を利用して実施されます。
遠方の方などオフラインでの参加が難しい場合は、オンライン完結で受講できます。
オンライン講義は、LIVE配信と録画された動画視聴の2種類あります。
MBAゼミナールのコースと料金
下表はスタンダードコースとライトコースの違いです。
コースの違い | スタンダード | ライト |
筆記・小論文対策 | 〇 | × |
経営学基礎講座 | 〇 | 〇 |
研究計画書対策 | 〇 | 〇 |
出願書類対策 | 〇 | 〇 |
面接対策 | 〇 | 〇 |
チューターとの1on1 | 〇 | 〇 |
税込料金 | 330,000円 | 247,500円 |
両者の違いは“筆記・小論文対策講座”の有無です。
ライトコースは”筆記・小論文対策講座”がありませんので、その分料金が安くなります。
受験するビジネススクールの入試に筆記・小論文がない場合はライトコースを受講しましょう。
学習の流れ
MBAゼミナールの学習は大きく3ステップです。
- 講義を受講する:インプット
- 課題を解いて提出する:アウトプット
- 解説で自分の理解度を確認する
MBAゼミナールの講師
講義ごとに担当する講師は異なりますが、いずれも国内もしくは海外でMBAを取得された方が講師を務めます。
MBAゼミナールの評判・口コミ
評判・口コミ1:講師の人柄が良い!丁寧な対応!
無料相談を受けてみて講師のお人柄に信頼できそう、一人一人に丁寧に対応してくださりそうと感じたこと、
また、講師陣に早稲田色が強かったこともあり、決定しました。
田宮 江梨さん/早稲田大学ビジネススクール合格
公式サイトより引用
評判・口コミ2:画一的な勉強ではない!講師の人柄が良い!
MBAゼミナールに決めた理由は、他の予備校と比較してみて良い意味で商業的な画一的な予備校プログラムでは無かった点と講師の人柄ですね。
入塾前面談で、合格という目標に向かって自分の個性を潰さず、伴走をして頂けるハズ、と判断しました。
目標達成まで、とことん向き合ってもらえるのでは、との期待感を持ちました。
服部 恭明さん/早稲田大学ビジネススクール合格
公式サイトより引用
MBAゼミナールの運営者情報
MBAゼミナールは株式会社Milkywaysが運営しています。
会社名 | 株式会社Milkyways(Milkyways Inc.) |
---|---|
サイトURL | https://milky-ways.com/ |
設立 | 2017年7月14日 |
資本金 | 500万円 |
所在地 | 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-1-8 |
代表者 | 代表取締役 太田 卓 |
河合塾KALSの国内MBA・MOT対策講座
河合塾グループの事業のひとつである河合塾KALSは、国内MBAおよびMOT(Management of Technology; 技術経営)受験コースを提供しています。
河合塾KALSの受講方法は2種類
“通学+eラーニング講座”と”WEB通信講座(eラーニング完結型)”の2種類の受講形態があります。
通学+eラーニング講座
講義動画の視聴と課題を自宅で行い、解説の講義受講とグループワークは通学します。
なお、河合塾KALSは新宿(東京)、名古屋(愛知)、新大阪(大阪)の3か所にあります。
WEB通信講座(eラーニング)
オンライン完結型で通学しないコースです。
講座一覧
河合塾KALSの提供する講座は全部で6種類です。
次に紹介するMBAコースの違いは、これら講座の組み合わせです。
- MBA論述ファンダメンタル 全7回
- MBA論述アドバンス 全4回
- MBA早慶特講 全3回
- MBA国公立特講(オンライン講座) 全3回
- MBA面接対策 全2回
- 研究計画書指導
河合塾KALSのMBAコースは5種類
志望校に合わせてコースを5種類から選択できます。
国内MBAパーフェクトコース(対面授業 or オンライン)
国公立と早稲田大学、慶応大学との併願をめざす方まで
- MBA論述ファンダメンタル
- MBA論述アドバンス
- MBA面接対策
- MBA早慶特議
- MBA国公立特講
国内MBA早慶コース(対面授業 or オンライン)
早稲田大学・慶應義塾大学をめざす方
- MBA論述ファンダメンタル
- MBA論述アドバンス
- MBA早慶特講
- MBA面接対策
国内MBA・MOT国公立コース(対面授業 or オンライン)
筑波大学・首都大学東京・一橋大学(金融戦略・経営財務コース)・京都大学(一般選抜)・横浜国立大学などをめざす方
- MBA論述ファンダメンタル
- MBA論述アドバンス
- MBA国公立特講
- MBA面接対策
国内MBA・MOTスタンダードコース(対面授業 or オンライン)
国公立も含め筆記試験が課される大学をめざす方
- MBA論述ファンダメンタル
- MBA論述アドバンス
- MBA面接対策
国内MBA・MOTベーシックコース(対面授業 or オンライン)
青山学院大学など研究計画書+面接の大学をめざす方
受講コースと費用
受講形態の”通学+eラーニング講座”と”WEB通信講座(eラーニング)”のどちらを選択するかで費用は異なります。
以下の表に費用をまとめています。
通学+eラーニング講座を選択した場合
コース名 | 受講料 |
---|---|
国内MBAパーフェクトコース | ¥386,100 |
国内MBA早慶コース | ¥353,100 |
国内MBA・MOT国公立コース | ¥339,900 |
国内MBA・MOTスタンダードコース | ¥306,900 |
国内MBA・MOTベーシックコース | ¥245,300 |
WEB通信講座(eラーニング)を選択した場合
科目名 | 受講料 |
---|---|
国内MBAパーフェクトコース | ¥324,500 |
国内MBA早慶コース | ¥291,500 |
国内MBA・MOT国公立コース | ¥291,500 |
国内MBA・MOTスタンダードコース | ¥258,500 |
国内MBA・MOTベーシックコース | ¥214,500 |
2022年度合格者は91名
2022年度の合格者は91名です。
何名が受験したのかは公開されていませんでした。
難関と言われる一橋大学大学院や早稲田大学大学院、青山学院大学大学院の合格者が多いです。
NIKKEN MBA labの国内MBAコース
NIKKEN MBA labは、大阪にある国内MBA受験専門予備校です。
時間の限られた社会人が働きながら経営に関する知識を効率的に習得することを目指しています。
NIKKEN MBA labの受講方法は1種類
基本は事前資料を読んで課題をメールで送ります。
研究計画書と面接対策は対面形式やSkypeが可能です。オンライン動画講義はありません。
講座一覧
NIKKEN MBA labの講座は4種類です。
- 基礎小論文講座
- 実践小論文講座
- 研究計画書添削
- 面接対策
基礎小論文講座 12回
小論文に必要な基礎力を身につけます。事前資料を毎週読み、課題をEメールで送付します。
実践小論文講座 無制限
基礎講座を発展させた総合演習です。各志望校の過去問を解答します。過去問を公表していない慶應、一橋についてもNIKKEN MBA labは過去問を保有しています。
研究計画書添削
研究計画書の添削講座です。必要に応じて対面の講義を実施し、日本語の誤りだけでなく文章の構成や内容についてブラッシュアップのためのアドバイスを行います。
面接対策
対面だけでなく、電話やSkypeで面接対策を行えます。過去の受講生が実際に面接で聞かれたことをまとめた質疑応答集で、効率よくポイントを学びます。
受講コースと費用
受講コースの内容と費用を表にしました。コースが1から4まであり、選択して受講します。
コース1が各講座を網羅したフルパックです。
コース名 | 費用 | 基礎小論文 講座 |
実践小論文 講座 |
研究計画書 添削 |
面接対策 |
コース1 小論文・研究計画書・面接指導 |
359,000円 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
コース2 研究計画書・面接指導 |
359,000円 | × | × | 〇 | 〇 |
コース3 専門系MBAコース |
328,000円 | 〇 (上記とは異なる小論文対策講座) |
〇 | 〇 | |
コース4 筑波大学大学院国際経営プロフェッショナル専攻 |
389,000円 | × (代わりに英語レッスンあり) |
〇 | 〇 |
2021年度合格者は18名
2021年は25名受験して18名が合格しています。合格率は72%です。
四谷ゼミナールの大学院入試コース
42年の実績に基づき、大学院入試、転部・編入、社会人入試、大学授業の補習、大学受験、現役高校生、高認試験など各種対策指導が行われています。
まず、綿密なカウンセリングをもとに、個人別カリキュラムが作成され、1対1の安心できる環境の中で勉強することが基本です。
教師担任制ですから、内容の濃い学習に取り組めるばかりでなく、細かいところまで気配りのいきとどいた講義が受けられます。
四谷ゼミナールの大学院入試コースの受講方法は1種類
四谷ゼミナールは個別指導が特徴で通学コースのみです。校舎は東京の新宿にあります。
個別指導は1コマ110分間です。個別指導なので自分のスケジュールで受講できます。
講座一覧
MBA用のカリキュラムはなく、英語、小論文、会計学、生物学、数学、古文など科目の中から選択して受講します。
MBA大学院の入試対策の場合、「英語」と「小論文」の受講が推奨されています。また、「研究計画書」「志望理由書」の科目もあります。
推奨されている英語と小論文の内容を紹介します。実際に科目を選択するときは、基礎英語、専門英語、経済・経営系小論文など細かい選択ができます。
- 英語指導
- 小論文指導
英語指導
英語は3段階のプロセスが重要です。
第1段階は、英文法や構文など英語の基礎知識をしっかり身につけることです。直接的な出題は少ないものの、英文読解、英作文の基礎となります。
第2段階は、英文を正確に日本語に訳すことです。構文を理解し、専門用語を適切に置き換え、自然な日本語に変換する力を身に付けます。
第3段階は、自分の専門分野の英語論文や専門誌を積極的に読むことです。英語表現に慣れ、要旨を的確に把握する練習になります。
小論文指導
受験生と様々なトピックについて対話し、実際の文章を添削・解説することで、受験生の問題意識や論理的思考を向上させ、志望校に合格できるように指導します。
小論文が苦手な方には、出題されたトピックに関する十分な知識がない、自分の意見をしっかりと持っていない、主張の根拠を示す方法がわからない、すぐに結論に至ってしまって要求される字数に満たないなどの問題があります。
日本語の表現力が身につくことは、英語や専門科目の試験においても有効ですので、小論文試験がない大学院を志望している方にもおすすめです。
受講コースと費用
MBA受験対策ですので”専門英語”と経済・”経営系小論文”と”研究計画書”の3つを2か月間受講する場合、費用は216,000円になります。
2か月以上受講する場合は月謝の支払いのみ発生します。
内容 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
入学金 | 30,000円 | 入学時のみ・再入学の際は不要 |
諸経費 | 18,000円 | 入学時のみ・再入学の際は不要 |
月謝 | 56,000円 | (週2コマ・1カ月合計8コマの場合) |
2020年度合格実績
四谷ゼミナールはMBAに限らず広く大学院入試の科目が提供されているため、全体の合格者数はとても多いです。
合格された全体の大学院から、経営系の専攻に合格されたケースのみを抜粋しました。
その結果、経営系の専攻の合格者数は17名でした。
中央ゼミナールの国内MBA受験パッケージ(廃止)
中央ゼミナールの国内MBA受験パッケージは廃止されました。
参考までに過去の情報を記載しています。
Z会の大学院入試コース(廃止)
Z会の大学院入試コース講座はなくなりました。
参考までに過去の講座情報を書いています。
国内MBA予備校/通信講座の選び方
ここからはMBA予備校/通信講座を選ぶ比較ポイントを紹介します。
合格実績
気になるのはやはり合格実績です。
合格者と合格率どちらも公開している予備校はごく一部だけなので判断が難しいですが、下表を参考にしてください。
国内MBA予備校 | 合格者数 | 合格率 |
アガルートアカデミー | 80名 | 76% |
MBAゼミナール | 非公開 | 83% |
河合塾KALS | 91名 | 非公開 |
NIKKEN MBA lab | 18名 | 72% |
四谷ゼミナール | 非公開 | 非公開 |
中央ゼミナール(コース廃止) | – | – |
Z会(コース廃止) | – | – |
予備校/通信講座の価格・費用
まずは費用です。各予備校/通信講座の国内MBA受験コースは約30万円から50万円です。
もちろん、カリキュラムや講座内容が異なるため、費用が安ければ良いということはありません。合格できるのが一番です。
しかし、使えるお金があまりない場合は、必要な講座だけを受講するか、そもそも安い予備校/通信講座を選びましょう。
講座内容の充実さ
当然ながら教材、講義、講師それぞれの質が高いのが理想です。
MBA受験は参考書や問題集がほぼないため、予備校/通信講座の教材と講義を中心に学びます。
アガルート、河合塾KALSは公式サイトから資料請求ができます。
通学かオンライン(通信講座)か
MBA予備校によって、通学タイプとオンライン(動画講義)があります。
通学とオンラインでは、以下のようなメリットとデメリットがあります。
通学のメリット
- 講師と直接話す機会がある
- クラスメイトとの交流が可能
通学のデメリット
- 通学にかかる時間とお金がかかる
- 授業の日程に合わせた生活になる
オンラインのメリット
- 時間と場所を選ばずに学習できる
- 移動の手間が省ける
オンラインのデメリット
- 自己管理が重要
私はオンライン(動画講義)の予備校を勧めています。その理由は忙しさです。
国内MBAの受験を考えるほとんどの人が社会人だと思います。
働きながら受験勉強を継続するのは簡単ではありません。社会人の勉強方法の記事でも述べていますが、隙間時間を使って動画を学ぶ方法が最も勉強を継続できます。
欠点として、通学なら強制的に勉強する時間ができますが、オンラインだといつでも講義を視聴できるのでさぼってしまうことが挙げられます。
そのような人は、コワーキングスペースや自習室を借りましょう。月々1万円前後で借りられます。
なまけ癖のある人はなるべく自分が勉強する環境を最初に整えましょう。
独学でMBA受験して合格は可能か?
独学で合格することも可能です。
しかし、各社は過去問を保有していたり、大学院別の対策内容が構築されているなど合格可能性が上がるのは間違いありません。
特に、小論文対策と面接対策は添削などフィードバックがあるべきです。
誤った勉強をしないためにも完全な独学は避けた方が無難です。
国内MBA受験でよくある質問と回答
国内MBAの予備校や通信講座の費用相場は?
おおよそ30万円から50万円の間です。内容が充実しているコースほど受講料が高いです。
いつから勉強を始めればいいですか?
どれくらいの時間を受験勉強に割けるかによりますが、少なくとも受験日の半年前にスタートできれば安心です。
ある程度経営に関する知識のある方は、2-3か月前でも間に合います。
年齢は何歳でもいいですか?
何歳でも問題ありません。MBAの学生は海外も国内も年齢は様々です。
国内MBAでも英語の勉強は必要ですか?
受験科目に英語がない大学院もあります。その場合は不要です。
ただし、入学後の必修科目に英語があったり、文献が英語だったりするので、まったく英語に触れないわけではありません。
国内MBAを受験する人が知りたいことをQ&A形式でまとめました。
国内MBAの魅力は何ですか?
国内にMBA仲間ができる、学費が比較的安い、勤務しながら学べるコースが多いことが魅力です。
入学するメリットは?
知識の吸収、思考力の鍛錬、マネジメント能力の向上、キャリアアップの機会拡大、新しい人脈を構築できる、自己実現につながるなどです。
国内MBAの学費はどのくらいかかりますか?
国公立大学では年間100万円前後、私立大学では300万円前後が一般的ですが、夜間や通信制の場合はさらに安くなる可能性があります。
入試対策として何をすべきですか?
英語、小論文、研究計画書、面接対策がMBA入試の定番課題です。
就職に有利ですか?
MBAを活かせる職種・分野が広がり、年収アップや出世のチャンスが増えます。
MBAという肩書も評価されますが、それと同じくらい働きながら2年間大学院に通っていた根性も評価されます。
勤務しながら受講できますか?
できます。
働きながら学ぶ社会人向けのコースは、夜間と週末に授業があります。
ただし、一部全日制(昼間に授業がある)コースもあります。
本記事のまとめ
いかがでしたでしょうか。
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