KIT虎ノ門大学院では、イノベーションマネジメント研究科への進学に関心をお持ちの方を対象として、2022年12月に講義見学・公開講座を開催します。
知財戦略への関心が高い方はオンラインでの講義見学(2回開催)に、MBAへの関心が高い方は対面形式での公開講座(2回開催)に、ぜひご参加ください。
2022年12月に講義見学・公開講座を開催
KIT虎ノ門大学院(所在地:東京都港区愛宕1-3-4)は、“教育付加価値日本一”を目指す金沢工業大学のフラッグシップ拠点として開設され、来年で20年目を迎えます。
これまでに650名超の修了生を輩出し、MBA(経営管理)とMIPM(知的財産マネジメント) という2つの学位に対応したカリキュラムを提供するユニークな大学院です。
- 【1】12/7(水)【オンライン】講義見学「ブランドマネジメント特論」&MIPMオンライン説明会
- 【2】12/9(金)【オンライン】講義見学「知的財産戦略実務特論2」&MIPMオンライン説明会
- 【3】12/16(金)【対面形式】公開講座「ビジネス“キャリア”思考」&MBA大学院説明会
- 【4】12/17(土)【対面形式】公開講座「ビジネス“スロー”思考」&MBA大学院説明会
<詳細>
【1】12月7日(水) 18:15 ~ 20:15(オンライン)
講義見学「ブランドマネジメント特論」&MIPMオンライン説明会
▼イベント詳細・お申し込み
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/im/seminar/1213002_2818.html
■イベント概要
前半は、イノベーションマネジメント研究科について、高橋真木子教授によるオンライン説明会を開催します。
MIPM(知的財産マネジメント)修士課程の特長や履修モデルなど、ウェブサイトやパンフレットだけでは伝えきれない修学のメリットや魅力をお話しすると共に、普段より抱かれている皆様のあらゆる疑問に答えます。
また、KIT修了生にも参加いただき、仕事と学業を両立する上での苦労話や、その乗り越え方など、“生の声”を届けます。
後半の講義見学では、杉光一成 教授が担当する「ブランドマネジメント特論」のオンライン講義をご覧いただけます。
■講義の詳細
「ブランドマネジメント特論」では、ブランド論の属するマーケティングの基礎からブランドの創出と管理、知的財産という多角的な視点から、理論のみに留まらず、豊富な経験を有する実務家2名を招聘して実践的な知識を含めて俯瞰的に講義します。
イベント当日は、B2Bブランドマネジメントとイノベーション・ブランド戦略をメインテーマに、技術力のあるメーカー(特にサプライヤー)にとってのイノベーションすなわち 「技術」をブランド化する手法を紹介していきます。
■講師:杉光 一成
・KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授
・医学博士、工学博士
・知的財産科学研究所 所長
電機メーカーの知的財産部等を経て、本学教授に着任(現在に至る)。
主な著書として「理系のための法学入門」等。
専門は知的財産に関する先端及び学際領域(最近では特にマーケティング論と知財等)。
日本工業所有権法学会正会員、著作権法学会正会員、情報処理学会正会員、日本知財学会正会員、日本マーケティング学会正会員。
テレビ等の出演として、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」、内閣府広報番組「ニッポンNavi」、NHK「クローズアップ現代」等がある。
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【2】12月9日(金) 18:15 ~ 20:15(オンライン)
講義見学「知的財産戦略実務特論2」&MIPMオンライン説明会
▼イベント詳細・お申し込み
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/im/seminar/1213058_2818.html
■イベント概要
前半は、イノベーションマネジメント研究科について、市村直也教授によるオンライン説明会を開催します。
MIPM(知的財産マネジメント)修士課程の特長や履修モデルなど、ウェブサイトやパンフレットだけでは伝えきれない修学のメリットや魅力をお話しすると共に、普段より抱かれている皆様のあらゆる疑問に答えます。
また、KIT修了生にも参加いただき、仕事と学業を両立する上での苦労話や、その乗り越え方など、“生の声”をお届けします。
後半の講義見学では、別所弘和 客員教授が担当する「知的財産戦略実務特論2」のオンライン講義をご覧いただけます。
■講義の詳細
「知的財産戦略実務特論2」では、わが国で知財先進企業と評価される4社の知財部門の責任者(現役及び元職)である著名な4名の実務家客員教授により、現場での生々しい知財と知財戦略について講義を行います。
イベント当日は、自動車分野に特有の知的財産戦略に焦点を当てて、発明の取扱い、権利化及び権利活用における知的財産戦略とマネジメントについて、特にホンダにおける具体的事例を含めて紹介していく予定です。
■講師:別所 弘和
・独立行政法人 工業所有権情報・研修館
・元 本田技研工業株式会社 知的財産・標準化統括部 統括部長
1983年に(株)本田技術研究所入社、財団法人知的財産研究所 研究員、本田技研工業(中国)投資有限公司知的財産部長として、中国内関連会社の知財業務を統括。
本田技研工業(株)知的財産部長、2017年4月~2022年3月まで本田技研工業(株)知的財産・標準化統括部 統括部長を務める。
社外においては、(一社)日本知的財産協会 副理事長、(一社)日本ライセンス協会 副会長、(一社)日本自動車工業会 知的財産委員会 副委員長、経済産業省 国際知財制度研究会 委員、大阪大学 工学部 客員講師、同志社大学 法学部 客員講師などを歴任、現在に至る。
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【3】12月16日(金) 19:00 ~ 21:30(対面形式)
公開講座「ビジネス“キャリア”思考」&MBA大学院説明会
▼イベント詳細・お申し込み
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/im/seminar/1213059_2818.html
■講座の詳細
充実した仕事人生を送りたいという願いは誰もが持つものでしょう。
そのために必要な条件は2つあります。
現在の仕事を通して実績や能力が組織に高く評価されていること、そして仕事の中で自分自身も満足のいく仕事、すなわち強みを発揮できる仕事、好きな仕事を担えていることです。
キャリアという言葉を定義すると、経験を通して得られる能力であり、ビジネスキャリアとは、仕事経験およびそれに関連する啓発によって得られる能力です。
このビジネスキャリアを以下の3点を踏まえて、戦略的に考えるのが「ビジネス“キャリア”思考」です。
- いかにしてキャリアの質と量を高めていくか?
- 所属組織にとっても価値の高いものにするか?
- どうやって自分自身の強みを活かしていくか?
本講座では、 与えられた仕事から自分のキャリアを確実に残す方法を知っておくこと、自分の強みや嗜好を具体的に知っておくこと、組織と個人のキャリアの関係を知っておくこと等、これらのエッセンスを簡単な演習を交えて効果的に学習していきます。
- 大学院修了という資格(称号)はどこまで有効なのか(学び続けるべきもう一つの理由)
- 人間の能力はどのようにして開発されるのか(経験を突き詰めること)
- キャリアアンカーという考え方(自分は何をやっているときが心地よいか)
- キャリアサバイバルという考え方(組織のニーズを無視した能力開発はその価値ゼロ)
- 演習「あなたは何をもって貢献しますか/できますか」
■講師:鳥谷 陽一
・ビジネスパフォーマンスコーチ合同会社 代表
産業能率大学にて企業内教育を中心にした人事コンサルティングに従事、2001年からはプライスウォーターハウスクーパース(PwC)にて評価、報酬、組織開発など大型プロジェクトに従事し、PwCグループ内(税理士法人)のヒューマンキャピタル部門のマネジメントおよび、PwC Japanのリーダー研修を担当、現在に至る。
現在の研究テーマは「プロフェッショナルとしてのキャリア開発」「Diversity(多様性)とリーダーシップ」など。
著書はビジネス小説「ミッション」(プレジデント社)「新任マネジャーの行動学」(日本経団連出版)「人事のための心理アセスメント」(日本文化社)等がある。
その他「講演」「執筆」多数。
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【4】12月17日(土) 10:00 ~ 12:30(対面形式)
公開講座「ビジネス“スロー”思考」&MBA大学院説明会
▼イベント詳細・お申し込み
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/im/seminar/1213060_2818.html
■講座の詳細
イノベーションは、市場のニーズにスピーディーに応える「ファスト(Fast)思考」では起こせなくなってきました。
本講座では、イノベーションをSDGsや社会課題解決という視点から、本質的な協働を仕掛ける「スロー(Slow)思考」で実現するための方法論を学びます。
ハンバーガーのように10分で済ませられる「ファストフード」に対し、材料を集め、みんなで料理をつくるというプロセスを大切にし、人と人との関係性を育みながら食事を楽しむのが「スローフード」です。
ビジネスの世界も同様で、モノ売りからサービスプラットフォームにビジネスモデルがシフトすることで、一社が「ファストイノベーション」で起こすのは難しくなり、その一方で、企業・行政・NPOが協働することで実現する、「スローイノベーション」の重要性が増しています。
SDGs達成や社会課題解決をめざし、戦略的に新規事業創造や企業変容に取り組む場合は、とくにこのスローイノベーションの重要性が増します。
たとえば、新しい循環システムやシェアリングシステムをまちなかに実装しようと思ったら、自治体や商店街の協力が必要です。
スローイノベーションでは、ステークホルダーとの関係性をデザインし、相互信頼に基づく協働を行います。
あなたは、アフターコロナのSDGs時代に向けて、どんな未来をつくりたいですか?
そのために、行政、NPO、異業種など、どんなステークホルダーと協働すればイノベーションを生み出すことができると思いますか?
それは、「あなた自身の生き方を問い直す」ことにもなります。
あなたのビジネスもライフスタイルも、「スロー」というレンズを通して見てみましょう。
- 企業戦略のこれから:CSV視点からみたポジショニング戦略の再定義
- イノベーションのこれから〜SDGs時代のイノベーションの起こし方
- 「革新的な協働の場」をデザインする〜「つなげる30人」という究極の社会変革チームから学ぶ
- 【演習】アフターコロナの社会イノベーションの問いを立てる
■講師:野村 恭彦
・KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授、博士(工学)
・Slow Innovation株式会社 代表取締役
・国際大学GLOCOM 主幹研究員
富士ゼロックス株式会社にて同社の「ドキュメントからナレッジへ」の事業変革ビジョンづくりを経て、2000年に新規ナレッジサービス事業KDIを自ら立ち上げ、シニアマネジャーとして12年にわたりリード。
グローバルなフューチャーセンター・ネットワークを構築し、企業、行政、NPOを横断する社会イノベーションをけん引するため、2012年に株式会社フューチャーセッションズを立ち上げる。
2019年よりSlow Innovation株式会社 代表取締役。
著書は「フューチャーセンターをつくろう」、「イノベーション・ファシリテーター」(ともにプレジデント社)など多数。
KIT虎ノ門大学院について
KIT虎ノ門大学院は『教育付加価値日本一』を目指す金沢工業大学のフラッグシップ拠点として、2004年に虎ノ門に開設した1年制の社会人大学院です。
トップマネジメント中心の実務家教員と少人数教育により、多くのビジネスパーソンへ、高い専門性と実践力を提供し続けています。
一定の要件を満たす場合は、最大56万円の「専門実践教育訓練給付金」の支給を受けることも可能です。
虎ノ門キャンパスでは、20~50代の社会人が学び続けており、これまで約20年に亘って650名超の修了生を輩出してきました。
ビジネス系の科目を主として学んだ方は、MBA(経営管理)の学位を取得することができます。
さらに弁理士試験等の一部免除制度にも対応し、知的財産系の科目を主として学んだ方は、MIPM(知的財産マネジメント)の学位を取得することができます。
▼ウェブサイト
https://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/