本記事では、伊藤塾の2021年入学目標(2021年受験)法科大学院入試対策講座を紹介しています。
なお、 法科大学院の受験対策はアガルートをおすすめ しています。講義、教材の質が高く、受講費用も伊藤塾よりとても安いです。
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伊藤塾の「法科大学院入試対策講座」:2022年入学目標(2021年受験)
伊藤塾の強みは試験合格者の輩出数です。2020年 司法試験合格者全1,450名のうち、1,234名(85%)が伊藤塾の受講生 です。
ここでは、この伊藤塾の、法科大学院入試試験2021年合格に向けたカリキュラムである「法科大学院入試対策講座」を紹介していきます。
伊藤塾の運営元は株式会社法学館です。
称号 | 株式会社法学館 |
---|---|
役員 |
|
創立 | 1995年5月3日 (憲法記念日) |
資本金 | 40百万円 |
取引銀行 | りそな銀行、みずほ銀行 |
社員数 | 155名(2021年1月現在) |
本部所在地 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町17-5 電話 03(3780)5588(代表) FAX 03(3780)0288 |
校舎 | 東京校、早稲田校、御茶ノ水校、立川校、大阪梅田校、京都校、コネクト伊藤塾 名古屋、在宅校 |
評判・口コミ:伊藤塾の「法科大学院入試対策講座」
ツイッターでは、伊藤塾の法科大学院講座に関するつぶやきがほとんどなかったため、合格者の声から抜粋して紹介します。
合格者の声
評判・口コミ①:短期集中で受験したすべての法科大学院に合格!
1年生から入塾していたものの、予備試験では芳しい成績を残せず、講座も溜めるという3年間を過ごしてきました。
それでも4年生の今、第一志望含め受験した全ての法科大学院で合格を得られたのは、短期集中で伊藤塾の教材を信じて学習できたことに尽きると考えています。
勉強方法に 迷っている人も多いことと思いますが、勉強方法に迷って時間を浪費してしまうくらいなら、伊藤 塾を利用して教材を信じて手を広げすぎず学習するのが一番ではないでしょうか。法科大学院受験、頑張ってください。
C.Mさん:立命館大学法学部4年
学部成績/[GPA]:3.77 S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=37:77:8:2
合格校/京都大学法科大学院(既修)、 大阪大学法科大学院(既修)、 神戸大学法科大学院(既修)、 立命館大学法科大学院(既修)全額免除
評判・口コミ②:伊藤塾のカリキュラムと教材のおかげて法科大学院に合格!
また、様々なゼミが用意されており、自分のレベルにあったものを受講することが出来る為、短期間で成長することが出来ました。
本当に感謝しています。法科大学院合格はスタートラインに過ぎません。法科大学院入学後は周りの優秀な仲間と切磋琢磨しながら更に勉強を頑張りたいと思います。
合格校/慶應義塾大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)、中央大学法科大学院 (既修)半額免除、明治大学法科大学院 (既修)全額免除
評判・口コミ➂:伊藤塾なら法科大学院を受けるライバルのレベルがわかる!
伊藤塾で勉強する最大の利点は、「全受験生のスタンダードを知れる」ということだと思います。業界最大手である以上、問題研究に掲載されている問題が最低限押さえるべき問題ということになります。ここに掲載されている問題がそのまま出題された場合を想像すると、問題研究の内容を知らないこと自体リスクとさえ言えます。
答練・模試についても、問題・解説の質がかなり高く、母集団が多い中で平均点・順位が出るのもモチベーション維持につながります。特にこの試験では、自分の「相対的な実力」を把握することが重要なので、母集団・利用者が多い受験指導校というのは、それだけでかなり大きな利点です。
そのため、まずは伊藤塾を信じて勉強すれば、合格に大きく近づけると思います。
S.Iさん:慶應義塾大学法学部大学4年
学部成績/[GPA]:3.81 S(A+、優以上):A(優):B(良):C(可)=98:7:15:4
合格校/慶應義塾大学法科大学院(既修)全額免除
伊藤塾の「法科大学院入試対策講座」の特徴とは?
まず、伊藤塾の「法科大学院入試対策講座」はどのような特徴があるのかについて解説します。
- 司法試験合格者の85%が伊藤塾の受講生
- 実績ある講座内容と講師陣
- 合格後の活躍
司法試験合格者の85%が伊藤塾の受講生
2020年 司法試験合格者全1,450名のうち、1,234名(85%)が伊藤塾の受講生 でした。法科大学院の合格者数は公開されていませんが、伊藤塾のすごさがはっきりとわかる数字です。
実績ある講座内容と講師陣
伊藤塾では業界屈指の合格者の輩出実績を誇り、その膨大な合格者のデータから、合格に向けて必要な質と量を厳選したカリキュラムが組まれています。そして、それをサポートする信頼できる講師陣の指導、サポートによりあなたの合格へ向けて最短距離で導きます。
合格後の活躍
合格の先を考える伊藤塾では、合格後の実務家として考える力を養うことも大切にしています。この合格後が本当のステージだと、伊藤塾は考えており、法律家・行政官など、あらゆる場面で活躍している先輩方が時には講師として、自身の経験や考えを聞ける場があります。
また、法曹業界は広いようで狭いです。実際に仕事を始めると伊藤塾の出身者が多いことに気づきます。どのような業界でも人とのつながりは大切です。 伊藤塾出身であることが仕事に役立つかもしれません 。
学習形態はウェブ(オンライン)
伊藤塾の法科大学院受験対策講座は、ほとんどがオンライン学習のWeb講座として配信されます。一部は教室で開講される場合もあります。
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講座内容・教材・費用
ここからは、「2021年入学目標(2021年受験)法科大学院入試対策講座」の内容について詳しく解説していきます。
法科大学院別過去問分析講義
この講義では、法科大学院別に過去3年間にも及ぶ入試問題を分析し、実際に受験生が入試試験で書いた答案を参考にでき、合格レベルの答案とはどのようなものなのかを具体的に学べます。これにより、自身の答案と比較でき、合格レベルへの引き上げに活かせるのです。
過去問分析講座対象の法科大学院は以下の5校です。
- 慶應義塾大学
- 早稲田大学
- 東京大学
- 一橋大学
- 京都大学
法科大学院別過去問分析講義の受講料・費用
法科大学院別過去問分析講義と法科大学院別法律科目論文模試のセット
慶應義塾大学編/東京大学編/早稲田大学編:各45,400円(税込)
次に述べる「法科大学院別法律科目論文模試」と本講座をセットで受講した場合の受講料です。
法科大学院別過去問分析講義のみの受講
慶應義塾大学編/東京大学編/早稲田大学編/一橋大学編:各28,400円(税込)
法科大学院別法律科目論文模試
この模試では、各法科大学院の問題と答案を集約し、法科大学院ごとに合格に必要な力、問われる内容を分析した、本試験同様の形態で問題が出題されます。
また、論文式試験では、単一論点についての深い理解を問う問題や、事案分析そのものに手がかかるような問題が出題されることもあるので、このような問題の場合は、考える時間をいかに作れるかが大切です。
伊藤塾では、本試験と同じ時間帯、解答時間で論文作成をシミュレーションする機会があるので、本試験での緊張にも耐えられるよう予行演習ができます。
法科大学院別法律科目論文模試の受講料・費用
法科大学院別過去問分析講義と法科大学院別法律科目論文模試のセット
慶應義塾大学編/東京大学編/早稲田大学編:各45,400円(税込)
上記で述べた「法科大学院別過去問分析講義」と本講座をセットで受講した場合の受講料です。
法科大学院法律科目論文模試のみの受講
慶應義塾大学/東京大学/早稲田大学/京都大学:各28,400円(税込)
コンプリート論文答練
法科大学院入試でも近年は、司法試験を意識した問題が出題される傾向にあります。このような問題が出題された場合、答案構成、答案作成までをより早くできないと、規定時間内に終わらないという状況に陥る恐れがあります。
この事態を防ぐには、実践的な練習が不可欠です。この講座ではそのような事態を防ぎ、本番で全力を出し切るための戦略的な実践感覚を身につきます。
コンプリート論文答案の4つの特徴
書く力を付ける
論文式試験では、受験性の考える力を試すためにひねりを加えた未知の問題が出題されることがあります。そのため、知識を記憶しているだけでは、このような問題に対応することは困難です。
このコンプリート論文答練では、本試験でも書ける力が養えるよう厳選した問題が出題され、論点的中のみに捉われない現場思考力が身につきます。
講師陣による実践的な解説
実績のある講師陣が、本試験を見据えて時間内に合格答案を仕上げる観点で解説、指導していくことで、本試験でも十分に対応できる論文式試験の答案作成力が身につきます。
予備試験合格レベルが目標
法科大学院の受験生は、その先の予備試験、司法試験を見据えているでしょう。この講座は予備試験対策を学んでいる方も多く受講しているので、この講座を受講していくと、より法科大学院入試合格に近づけるでしょう。
TWO-WAY添削
通常の添削に加え、自分の答案の疑問点を直接質問できるのがこのTWO-WAY添削です。Web講義の場合には、自分の答案を手元に置いて解説講義が聞けるので、自分の答案を客観視でき、弱点や改善点が明確にできます。
さらに、教室講義では添削者との対話により、自分だけのオーダーメイドTWO-WAY添削が可能です。
コンプリート論文答練のカリキュラム
講座内容 | 講義回数 | 答練時間/問題数 | 解説講義時間 |
憲法 | 4回 | 140分/2問 | 90分 |
行政法 | 4回 | 140分/2問 | 90分 |
民法 | 4回 | 140分/2問 | 90分 |
商法 | 4回 | 140分/2問 | 90分 |
民事訴訟法 | 4回 | 140分/2問 | 90分 |
刑事訴訟法 | 4回 | 140分/2問 | 90分 |
法律実務基礎科目/民事 | 4回 | 90分/1問 | 45分 |
法律実務基礎科目/民事 | 4回 | 90分/1問 | 45分 |
コンプリート論文答練の受講料・費用
- 全科目セット:121,900円(税込)
- 法律基本科目2タームセット:109,100円(税込)
- 法律基本科目1stターム7科目セット:55,700円(税込)
- 法律基本科目2ndタームセット7科目セット:55,700円(税込)
- 1stターム憲法/民法/刑法/行政法/商法/民事訴訟法/刑事訴訟法:各8,200円(税込)
- 2ndターム憲法/民法/刑法/行政法/商法/民事訴訟法/刑事訴訟法:各8,200円(税込)
- 法律実務基礎科目/民事・刑事セット:17,100円(税込)
- 法律実務基礎科目/民事・刑事:各8,800円(税込)
基礎マスター法律基本科目
法律を学習する上では、条文に定められた定義・趣旨・要件・効果を正確に理解し記憶することが重要です。
基礎マスター法律基本科目の講義では、法律の基礎の定着だけではなく、試験で考えること、書くことに焦点をあて、学習の基盤とします。
「基礎マスター法律基本科目」の3つの特徴
考える訓練ができる
近年の試験では、知識量ではなく応用力を求められるケースが増えています。この応用力を学習開始段階から訓練していくことで、覚えた知識、学んだ知識がどのような形で問われているのか、試験で応用するポイントとは何なのかを見抜く力が身につくでしょう。
正確に読み取り、表現できるようになる
法律の世界では、法律知識を使い論理的に考えた結果を書面にして相手に伝えること、説得することが求められるため、知識を覚えるだけではうまく表現できるようにはなりません。
試験では時間も限られているので、その中で考えたことを正確に表現していくには、学習開始の段階で書くことを意識した実践的な理解、記憶が必要です。この基礎マスター法律基本科目では、初期段階から書くことを意識した講座内容となっているので、覚えた知識を表現できるようになります。
情報の一元化
この講義で使用するテキストは26穴ルーズリーフを使用しています。ルーズリーフのメリットは取り外しと差し込みが自由な点です。ルーズリーフを使用することで、法律の学習で重要な、情報の一元化を可能にします。
基礎マスター法律基本科目のカリキュラム
講座内容 | 講義時間 | 使用教材 |
憲法 | 72時間 | 入門講義テキスト |
民法 | 114時間 | 入門講義テキスト |
刑法 | 78時間 | 入門講義テキスト |
商法(会社法) | 69時間 | 入門講義テキスト |
民事訴訟法 | 57時間 | 入門講義テキスト |
刑事訴訟法 | 60時間 | 入門講義テキスト |
行政法 | 36時間 | 入門講義テキスト |
「基礎マスター法律基本科目」の受講料・費用
- 体系マスター+基礎マスター7科目(基礎生):768,500円(税込)
- 憲法:136,000円(税込)
- 民法:215,300円(税込)
- 刑法:147,300円円(税込)
- 行政法:70,200円(税込)
- 商法:175,700円(税込)
- 民事訴訟法:107,700円(税込)
- 刑事訴訟法:113,300円(税込)
論文マスター法律基本科目
基礎知識を答案に活かす論証の形で整理し、答案作成技術をマスターするのがこの講座の目的です。
この講義では、伊藤塾に蓄積された膨大な受験生の再現答案があり、ここから学習効果の高い問題を検討し、論理的思考の養成を目指します。
また、ここで使用される問題は、予備試験の過去問が多数使用されるので、本試験のシミュレーションに活用可能です。
論文マスター法律基本科目の特徴
論証の形で表現できる
法律の全体構造の理解の確認、具体的な事例から法律的な問題点の発見、解決するための法理論の組み立てを試す問題に取り組みます。多角的に知識が整理され、具体的事実を理論に当てはめることで、法律を正しく理解できます。
答案作成の習得
法解釈に事実認定を当てはめて結論を導く三段論法や、法科目ごとの特有の答案作成方法を学びます。
ここでは比較的分かりやすい事例をもとに、基本的な答案の処理手順や表現方法を習得し、答案作成の土台を固めることで、法科大学院入試試験での論文式試験に対処できる力を身につきます。
論理的思考力の習得
法律家にとって、論理に基づいて相手を説得する力は必須な力です。必須だからこそ、法科大学院の入試試験や予備試験で必ず問われます。
この講座では、知識を論証や答案の形で習得し、問題を検討する過程を通じて、知識を論理的に組み立てる訓練を行います。
論文マスター法律基本科目のカリキュラム
講座科目 | 講座時間 | 使用教材 |
憲法 | 27時間 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
民法 | 33時間 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
刑法 | 27時間 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
商法 | 24時間 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
民事訴訟法 | 27時間 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
刑事訴訟法 | 27時間 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
行政法 | 21時間 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
論文マスター答練のカリキュラム
講座科目 | 答練回数 | 使用教材 |
憲法 | 3回 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
民法 | 5回 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
刑法 | 4回 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
商法 | 3回 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
民事訴訟法 | 3回 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
刑事訴訟法 | 3回 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
行政法 | 2回 | 問題研究テキスト/論文ナビゲートテキスト |
「論文マスター法律基本科目」の受講料・費用
- 憲法 [講義+答練]:71,300円(税込)
- 民法 [講義+答練]:95,800円(税込)
- 刑法 [講義+答練]:77,900円(税込)
- 行政法 [講義+答練]:53,400円(税込)
- 商法 [講義+答練]:65,700円(税込)
- 民事訴訟法 [講義+答練]:71,300円(税込)
- 刑事訴訟法 [講義+答練]:71,300円(税込)
本書/百選で学ぶ重要分野完成講義
受験生の「知識不足を解消したい」、「答練に挑める実力を身につけたい」といった悩みから新しく誕生した新講座です。ここでは、試験によく出題される核となる分野を厳選し、短時間でその分野を得意分野と言えるまで引き上げます。
基本書/百選で学ぶ重要分野完成講義の3つの特徴
テーマに沿った書籍の使用
本試験の出題傾向をもとに、基本的な思考方法から学習するべき科目は基本書を使用し、事例主体の学習が効果的な科目は判例百選を使用することで、学習効果を高めています。
どんな問題にも対応できる基盤ができる
各科目の核となる重要分野の知識の理解ができれば、その他の分野の肉付けもしやすくなるので、どんな出題にも対応できる基盤が完成します。この学習法が合格に直結する学習効果を呼び込むことに繋がるのです。
基本書/百選で学ぶ重要分野完成講義のカリキュラム
講座内容 | 講義時間 | 使用教材 |
憲法 | 10時間 | パワーポイントレジュメ |
民法 | 18時間 | パワーポイントレジュメ |
刑法 | 20時間 | パワーポイントレジュメ |
商法(会社法) | 12時間 | パワーポイントレジュメ |
民事訴訟法 | 12時間 | パワーポイントレジュメ |
刑事訴訟法 | 12時間 | パワーポイントレジュメ |
行政法 | 11時間 | パワーポイントレジュメ |
※本講座では以下の教材を各自で用意します。
- 憲法:凡例から考える憲法[初版](法学書院)
- 行政法:基本行政法[第3版](日本評論社)民法:民法判例百選Ⅰ総則・物権[第8版]、
- 民法判例百選Ⅱ債権[第8版](有斐閣)
- 民事訴訟法:民事訴訟法判例百選[第5版](有斐閣)
- 会社法:会社法判例百選[第3版](有斐閣)
- 刑法:基本刑法Ⅰ[第3版]、基本刑法Ⅱ[第2版](日本評論社)
- 刑事訴訟法:刑事訴訟法判例百選[第10版](有斐閣)
基本書/百選で学ぶ重要分野完成講義の受講料・費用
- 憲法/行政法:各18,500円(税込)
- 商法/民事訴訟法/刑事訴訟法:22,200円(税込)
- 刑法:33,300円(税込)
- 民法:29,600円(税込み)
- 2022年合格目標7科目セット:153,200円(税込)
演習書で学ぶ司法試験合格答案
この講義では、本試験と同水準の演習問題を題材に、事実分析から、論点抽出→規範定立→事実適示、評価→結論という本試験で必要な答案作成能力を高めることが目指せます。
また、司法試験に合格する人の演習書の活用方法のノウハウも学ぶことが可能です。
講座時間は計92時間:演習書で学ぶ司法試験合格答案
- 憲法:19時間
- 民法:21時間
- 商法(会社法):18時間
- 民事訴訟法:19時間
- 刑事訴訟法:15時間
使用する教材:演習書で学ぶ司法試験合格答案
- 憲法:事例研究憲法[第2版](日本評論社)
- 行政法:事例研究行政法[第3版](日本評論社)
- 会社法:ロースクール演習会社法[第4版](法学書院)
- 民事訴訟法:ロースクール演習民事訴訟法[第2版](法学書院)
- 刑事訴訟法:ロースクール演習刑事訴訟法[第2版](法学書院)
- 民法:事例で学ぶ民法演習(成文堂)
※ここまでの6書はすべて各自で用意が必要です。
また、事例で学ぶ民法演習(成文堂)は在庫希少となっている可能性が高いので、事前に入手可能かを各自で確認をしてください。
- 民法:問題研究/民法
こちらは購入不要です。配布されます。
演習書で学ぶ司法試験合格答案の受講料・費用
- 憲法/行政法/会社法/民事訴訟法:36,200円(税込)
- 刑事訴訟法:30,200円(税込)
- 民法:42,200円(税込)
- 特別編 伝聞法則:16,100円(税込)
3時間/6時間でマスターする刑事訴訟法
この講義では、刑事訴訟法に特化して、試験の中で重要な中から受験生が苦手としている分野を実務家の岡崎講師から学べます。
講座内容:3時間/6時間でマスターする刑事訴訟法
- 6時間でマスターする刑事訴訟法「伝聞」
- 3時間でマスターする刑事訴訟法「公判前整理手続」
- 6時間でマスターする刑事訴訟法「逮捕・拘留・保釈」
- 6時間でマスターする刑事訴訟法「捜索・差押え等」
- 3時間でマスターする刑事訴訟法「取調べ・自白」
3時間/6時間でマスターする刑事訴訟法の受講料・費用
- 伝聞/逮捕・拘留・保釈/捜索・差押え等/各17,700:円(税込)
- 公判前整理手続/取調べ・自白:8,900円(税込)
最新判例講義
法律を学ぶ人にとっても、最新の動向や判例を学ぶことはとても重要です。この講義では、最新判例をはじめ、各掲載判例の短答、論文それぞれの視点から重要度をランク付けした解説が受けられるので、試験前のチェックや類似問題の得点力アップに繋がります。
2021年最新判例講義のカリキュラム
科目 | 講義時間 | 使用教材 |
憲民刑 | 3時間 | 2021年最新判例講義:令和2年度重要判例解説(有斐閣) |
商訴/行政法 | 3時間 | 2021年最新判例講義:令和2年度重要判例解説(有斐閣) |
2020年最新判例講義のカリキュラム
科目 | 講義時間 | 使用教材 |
憲民刑 | 3時間 | 2020年最新判例講義:令和元年度重要判例解説(有斐閣) |
商訴/行政法 | 3時間 | 2020年最新判例講義:令和元年度重要判例解説(有斐閣) |
2019年最新判例講義のカリキュラム
科目 | 講義時間 | 使用教材 |
憲民刑 | 3時間 | 2019年最新判例講義:平成30年度重要判例解説(有斐閣) |
商訴/行政法 | 3時間 | 2019年最新判例講義:平成30年度重要判例解説(有斐閣) |
2018年最新判例講義のカリキュラム
科目 | 講義時間 | 使用教材 |
憲民刑 | 3時間 | 2018年最新判例講義:平成29年度重要判例解説(有斐閣) |
商訴/行政法 | 3時間 | 2018年最新判例講義:平成29年度重要判例解説(有斐閣) |
※教材はすべて各自で用意が必要ですので注意してください。
最新判例講義の受講料・費用
- 2021年/2020年/2019年/2018年:各6,600円(税込)
2022年入学目標パーソナル・ステートメント対策講座
多くの法科大学院で、パーソナルステートメント(自己評価書)や、面接試験で「なぜ法律家になりたいのか、どのような法律家になりたいのか」が問われます。
この講義では、まずパーソナル・ステートメントに焦点をあて、ステートメントを書くための素材集めの方法、志望理由や自己PRの書き方、構成など意欲や熱意が伝わるステートメントの作成方法を学ぶことが可能です。それだけでなく、添削もあるので疑問なども解決でき、より論理的なステートメントを作成できます。
パーソナル・ステートメント対策講座のカリキュラム
講座内容 | 講義時間 | 使用教材 |
パーソナル・ステートメント作成/添削3通 | 3時間 | オリジナルテキスト |
パーソナル・ステートメント対策講座の受講料・費用
- パーソナル・ステートメント対策講座:15,300円(税込)
2022年入学目標小論文対策講義
法科大学院入試の小論文試験では、文章を正確に読み論点を要約する能力と自身の考えを論理的に表現する能力が求められます。この講座では、その両方を身につけることを目指します。
2022年入学目標小論文対策講義のカリキュラム
講座内容 | 講義時間 | 使用教材 |
小論文対策 | 8時間 | オリジナルテキスト |
2022年入学目標小論文対策講義の受講料・費用
- 小論文対策講義:24,500円(税込)
2022年入学目標小論文模試
この講座では、各法科学院大学の過去問を伊藤塾が分析し作成された伊藤塾オリジナル問題を使用します。本試験同様の時間設定の模試で小論文を書くことにより、時間配分の感覚が身につくので、本試験の準備ができます。
2022年入学目標小論文模試のカリキュラム
模試内容 | 実施時間 | 使用教材 |
私立編 | 模試120分/講義150分 | オリジナルテキスト |
国立編 | 模試120分/講義180分 | オリジナルテキスト |
2022年入学目標小論文模試の受講料・費用
- 私立編・国立編セット:21,200円(税込)
- 私立編全2回セット:10,900円(税込)
- 私立編第1回/私立編第2回:各5,500円(税込)
- 国立編全2回セット:10,900円(税込)
- 国立編第1回:/国立編第2回各5,500円(税込)
伊藤塾のサポート
ここでは伊藤塾のサポートや特典内容について紹介していきます。
質問制度
合格者スタッフやクラスマネージャー、講師に質問できるサポートです。質問形式は直接、伊藤塾マイページでのWeb質問があります。
伊藤塾マイページ
専用のマイページが開設されます。講義に関する通知や質問、学習仲間と意見交換などができます。
カウンセリング制度
日々の悩みや不安を解消する場としてカウンセラーに相談できます。
校舎の利用
各校事務局で申請することで、教室での講義の録音ができます。
聴講制度
カリキュラムに含まれている講義を、伊藤塾校舎で聴講できます。
スケジューリング制度
専門スタッフがあなたの学習のペースメークサポートをします。
メールマガジン
定期的に受験生に役立つ情報を受け取れます。
伊藤塾が誇る講師陣の情報
伊藤塾の各講座を担当する講師陣を紹介していきます。
【伊藤真】講師/塾長
弁護士・日弁連憲法問題対策本部副本部長も務めています。過去テレビなど様々なメディアにも出演し、講師界でも抜群の知名度を誇っています。
「2021年入学目標(2021年受験)法科大学院入試対策講座」での担当:基礎マスター法律基本科目
【呉明植】講師
現場至上主義の講義で数多くの試験合格者を輩出した実績を持ち、塾生からも高い支持も得ています。
「2021年入学目標(2021年受験)法科大学院入試対策講座」での担当:最新判例講義
【岡崎敬】講師
弁護士としての実務経験による視点の解説に定評があります。
「2021年入学目標(2021年受験)法科大学院入試対策講座」での担当:3時間/6時間でマスターする刑事訴訟法
【釜田雄介】講師
指導実績もさることながら、人柄の良さから受験生から高い評価を得ています。
「2021年入学目標(2021年受験)法科大学院入試対策講座」での担当:法科大学院別過去問分析講義、法科大学院別法律科目論文模試
【本田真吾】講師
2006年司法試験論文試験1位の実績による講義が厚い信頼を寄せています。
「2021年入学目標(2021年受験)法科大学院入試対策講座」での担当:試験科目のインプットの大定番!「基礎マスター 法律基本科目」、これだけで十分!論文力をつける!「論文マスター 法律基本科目」
【山本悠揮】講師
自らも受験生とともに成長していくというスタンス、人柄が高い評価を得ています。
「2021年入学目標(2021年受験)法科大学院入試対策講座」での担当:コンプリート論文答練
【伊関祐】講師
自身が徹底分析した過去問の結果から作り出された伊藤塾答練問題に高い支持を得ています。
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【秋島成広】講師
受験生が試験に使える形で理解できるように思考、処理手順を分解して伝えるスタイルに定評があります。
「2021年入学目標(2021年受験)法科大学院入試対策講座」での担当:法科大学院別過去問分析講義、法科大学院別法律科目論文模試
【永田洋子】講師
勉強、家事を両立しながら司法試験合格という経歴を持ち、限られた時間での勉強法など自身の経験を踏まえた指導やカウンセリングに高い支持があります。
「2021年入学目標(2021年受験)法科大学院入試対策講座」での担当:法科大学院別過去問分析講義、法科大学院別法律科目論文模試
【赤羽根大輝】講師
アメリカN.Y.州弁護士としての国際的な知見も交えた受験生への指導に今後の期待が寄せられています。
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【熊澤美帆】講師
受験生ひとりひとりに寄り添う姿勢は常に丁寧と、受験生から高い支持を得ています。
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法科大学院(ロースクール)の予備校/通信講座の疑問
法科大学院入試合格を目指す方のほとんどは、予備校や通信講座を使用しています。ではなぜ独学で法科大学院合格に挑む人が少ないのでしょうか。ここではその疑問について解説いていきます。
法科大学院入試試験対策に予備校/通信講座は必要か?独学でもできるか?
結論から言うと、法科大学院の入試対策に予備校か通信講座は使った方がいいと思います。その理由は以下の2点です。
- 答案添削を受ける機会がない
- 正しい勉強順序、スケジュール、方法がわからない
それぞれの理由を説明します。
答案添削を受ける機会がない
まず答案添削を受けることの重要性についてです。法律家には事実関係を論理的に分析し、法律知識を用いて的確に表現していくことが求められます。
このような法の解釈を、独学で正しく行えれば問題ありませんが、事実、それは難しいでしょう。専門家の知見で添削を受けることで、いち早く正しく表現できるようになっていき、合格への近道となります。
正しい勉強順序、スケジュール、方法がわからない
法科大学院に限らず、司法試験や予備試験もその勉強は長期戦です。一週間頑張ったところで合格できません。
長期に渡って勉強が必要な場合、正しい学習方法と学習スケジュールが非常に大事です。通信講座や予備校は法科大学院に合格させるカリキュラムを持っています。
教材やスケジュールはそのノウハウに乗っかり、勉強する方に集中しましょう。ノウハウやテクニックばかりを気にするよりも、少しずつでも継続して勉強しましょう。
その方が限りある時間を有効に使えます。
以上の理由から、法科大学院入試合格に向けて通信講座/予備校を使うことをおすすめします。
法科大学院入試対策の予備校/通信講座はいつから始めるべきか?
法科大学院入試合格に向けて、必要な学習期間は 約1年が標準 です。
知識の習得具合では6ヶ月前で合格するケースもありますが、ほとんどの人は1年以上前から学習を始めています。また、残すは大学院別の対策のみ、という方でも3ヶ月は見ておいた方が良いでしょう。受験する大学院ごとに対策が必要なためです。
直前対策の講座であれば入試の直前であっても受講可能です。
法科大学院(ロースクール)入試の概要
法科大学院入試の合格率や難易度、学費について説明します。
難易度・合格率
法科大学院の難易度や合格率について解説していきます。
法科大学院全体の合格率は、2019年において35校で平均26.2% でした。合格率は下がる傾向にあります。大学院別に見ていくと、東京大学、一橋大学、京都大学、慶應義塾大学などの名門校の合格率はそれぞれ50%以上と高くなっています。
法科大学院 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
京都大学 | 201 | 126 | 62.7% |
一橋大学 | 112 | 67 | 59.8% |
東京大学 | 238 | 134 | 56.3% |
慶應義塾大学 | 300 | 152 | 50.7% |
早稲田大学 | 252 | 106 | 42.1% |
大阪大学 | 112 | 46 | 41.1% |
東北大学 | 52 | 20 | 38.5% |
名古屋大学 | 67 | 25 | 37.3% |
広島大学 | 39 | 14 | 35.9% |
九州大学 | 59 | 20 | 33.9% |
神戸大学 | 130 | 44 | 33.8% |
中央大学 | 384 | 109 | 28.4% |
創価大学 | 65 | 16 | 24.6% |
北海道大学 | 104 | 25 | 24.0% |
筑波大学 | 77 | 18 | 23.4% |
東京都立大学 | 96 | 22 | 22.9% |
立命館大学 | 114 | 24 | 21.1% |
愛知大学 | 10 | 2 | 20.0% |
国立大学は試験日が一斉開催なのに対して、私立の大学の場合は試験の日程が異なるところもあるので、複数受験することも可能です。国立1校、私立1~2校を受験しておくといいでしょう。
ちなみに司法試験の合格率は法務省のページに公開されています。
法科大学院の学費はいくら?
法科大学院の学費はどのくらいかかるのかみていきましょう。
法科大学院の学費は国立大学と私立大学の場合で異なります。
国立大学の場合
- 入学金:282,000円
- 年間授業料:800,000円
※国立大学は一律です。
私立大学の場合
- 入学金:100,000~300,000円
- 年間授業料:550,000~1,700,000円(平均は約1,100,000円)
多くの法科大学院では、奨学金制度や学費免除制度を取り入れています。大学院によっては成績上位者の授業料を全額、半額免除するといったところもある他、銀行の教育ローンが使用できる大学院もあります。
司法試験と予備試験の違い
ここでは司法試験と予備試験の違いについて解説していきます。
司法試験とは
司法試験とは、法曹三者といわれる裁判官、検察官、弁護士になるために必要な学識や応用力があるかを判定するための試験です。
この司法試験を受験するためには、法科大学院修了か予備試験合格のどちらかが必要です。
司法試験の試験日程・試験内容
司法試験は毎年1回、5月に実施されます。
試験内容には短答式試験と論文式試験の2種類があり、短答式試験は1日、論文式試験は3日間かけて実施されます。
司法試験の合格基準
短絡式試験の合格発表は6月にありますが、ここで一定の点数を獲得できないと、論文式試験の結果に関わらず不合格となってしまいます。
短絡式試験に合格した人の中のうち、短絡式試験の点数と論文式試験の点数を合計して、合格点以上の点数を獲得した人が、司法試験の最終合格者となります。
最終合格発表は9月に行われ、合格した人はその年の11月より、司法修習生となる資格を得ます。
予備試験とは
続いて、予備試験の受験資格や試験日程も説明していきます。
まず予備試験とは、司法試験を受験する資格を得るためのひとつの方法です。
司法試験の受験資格の獲得には、予備試験とは別に法科大学院修了があります。しかし、法科大学院は、大学を卒業することが入学資格となるのに対して、予備試験には受験資格がありません。
誰でも受験することが可能で、過去には高校生で合格したケースもあります。
予備試験の試験日程・試験内容
予備試験では、短絡式試験、論文式試験、口述式試験の3種類があり、この3つの試験をひとつずつ合格していかなければなりません。
- 短絡式試験は5月に実施され、合格発表は6月に行われます。
- 論文式試験は7月に実施され、合格発表は10月に行われます。
- 口述式試験は論文式試験合格発表後およそ2週間後に実施され、合格発表は11月に行われます。
予備試験の合格率は4%前後と難易度は高いですが、予備試験合格者の司法試験合格率は80%前後と高く、これは法科大学院修了者よりも高い合格率です。
法科大学院ルートか予備試験ルートか迷う場合もありますが、法科大学院に行きつつ予備試験合格を目指す人も少なくありません。
なお、2023年から法科大学院に在学中でも司法試験を受験することが可能になるため、法科大学院の志願者数は増えるかもしれません。
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