パーソルワークスデザイン株式会社は、世界標準のデジタルスキルフレームワークを提供するICDL財団のアジア太平洋地域担当のICDL Asiaと業務提携契約に基づき、デジタルスキル認定試験の受験申込受付を開始しました。
ICDLプログラムの提供により、5年で60,000人のリスキリングを支援
なお、パーソルワークスデザインとICDL Asiaの業務提携に関する記者発表および署名式をアイルランド政府商務庁 日本代表 Neil Cooney(ニール クーニー)氏の立ち合いのもとアイルランド大使館 大使公邸で2022年12月14日に開催しました。
特設サイト:https://sub2.persol-wd.co.jp/icdl/
背景:誰一人取り残されない社会の実現に向け、世界標準のデジタルスキルが必要
人口減少、少子高齢化に伴う労働力不足、国内縮小や世界規模のデジタル化による産業構造などの変化により日本のデジタル競争力低迷という課題があります。
2022年6月7日に閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」の中で「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を」と提唱されており、デジタルリテラシー向上への取り組みが必要になっています。
概要:パソコンとインターネットがあれば世界中すべての人が学習可能、リスキリング支援
これを踏まえ、パーソルワークスデザインはICDL Asiaとの業務提携により、日本のすべての人のデジタルスキル向上に向けて、世界標準のデジタルスキル認定プログラムを提供し、リスキリングを支援します。
『ICDL』は、International Computer Driving Licenseの略で、ICT*1 教育カリキュラムの提供と認定を行います。
教育や社会におけるデジタル能力の基準を引き上げるとともに、誰もがデジタル社会で損せず、より良い社会生活を送るために必要な知識やスキルの習得を支援しています。
具体的には、100カ国以上で採択されており、世界的に認められたICDL規格に基づいて評価・認定をしています。
同社は、このような「必要な知識やスキル習得」を核に、社会の変化に対応し未来をつくる人材を育成することを目的として、日本初上陸となる法人向けICDLプログラムのテストセンター運営およびICDL受験申込の受付を開始しました。
*1 ICT (Information and Communication Technology」は、PCやインターネットなど情報を効率的に処理できる技術の総称です。
ICDLプログラムについて
ICDLプログラムは3つの科目で構成されています。
■受験申込について
申込開始 | 2023年3月8日(水)10:00 |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)方式 ※コンピューター上で実施する試験方式 |
試験時間 | 45分 |
受験料 | 12,000円(税込) 学習テキスト+演習問題3回(Web)+認定試験1回のセット料金 ※認定試験にて不合格となった場合、1回限り7,700円で再受験することが可能です |
受験会場 | 東京(品川)・神奈川(横浜)を予定 |
受験日程 | 2023年4月7日(金)、4月9日(日)、4月10日(月)、4月15日(土)、4月16日(日)、4月19日(水)、4月22日(土)、4月 23日(日) |
受験申込サイトよりお申込みできます:https://remoes.jp/
同社とICDL Asiaとの業務提携に関する記者発表および署名式について
パーソルワークスデザインとICDL Asiaとの業務提携に関する記者発表および署名式を2022年12月14日(水)アイルランド大使館 大使公邸で執り行いました。
当日は、アイルランド大使 デミアン コール 閣下からご挨拶をいただき、署名式ではアイルランド政府商務庁 日本代表 ニール クーニー 氏に署名立会人を務めいただきました。
【署名人】
ICDL Asia ゼネラルマネージャー Tina Wu(ティナ ウー)氏
「私どもは、日本の公認テストセンターとしてパーソルワークスデザインを歓迎し、ICDLグローバルコミュニティに参加した同社を歓迎できることを嬉しく思います。ICDL Asiaは、日本においてより多くの人々がICDLの恩恵を受けることを願っています。」
(略歴)ICDL Asiaゼネラルマネージャーとしてアジア太平洋地域のICDLプログラムを統括、2006年ICDL Asia事業開発統括責任者。
パートナーリレーションズマネージャーを経て、2014年にゼネラルマネージャーに就任。
前職は、MediaCorp Newsのニュースレポーター、INSEAD ビジネススクールの InnovAsia Centre でリサーチアナリストなど。
パーソルワークスデザイン株式会社 代表取締役社長 平林 由義
「グループ内の生涯学習拠点の一つとしての役割を担うとともに、ICDLプログラムの提供を通じて、SDGs4.4への取り組み、リカレント教育サービスや人事評価制度の最適化提案、新卒採用支援などの事業を行っていきます。」
(略歴)ベンチャー企業での経理業務やシステム構築の経験を経て、1996年にヘルプデスク・ITサポートを手掛ける株式会社ハウコムを設立。
2018年10月、株式会社日本アイデックス、テンプスタッフ・ライフサポート株式会社との統合により生まれたパーソルワークスデザイン株式会社の代表取締役社長に就任。
【立合人】
アイルランド政府商務庁 日本代表 Neil Cooney(ニール クーニー)氏
「アイルランド政府商務庁は、先進的なアイルランド企業が、グローバル市場で成功する為のさまざまな支援を提供しています。世界40箇所に拠点があり、毎年255億ユーロ(3兆円以上)のビジネスを獲得している5,000社以上のアイルランド企業と協働しています。」
(略歴)アイルランド政府商務庁(英語表記:Enterprise Ireland)シニア・ポリシー・アドバイザー、カナダオフィス代表を経て日本オフィス代表。
アイルランドの主要輸出産業成長戦略「Leading in a Changing World 2022-2024」等、同庁の経営計画立案にも参画。
パーソルワークスデザインは、ICDL Asiaとの業務提携により、日本のすべての人にデジタルスキル向上のための世界標準のデジタルスキル認定を提供し、リスキリングを支援するとともにパーソルグループのビジョンである「はたらいて、笑おう。」の実現に向けて取り組みを進めます。
ICDL財団について
ICDL財団は社会・教育・職場におけるデジタルスキルを高めることを目的とし、各ベンダーから独立して運営されている国際的な非営利団体です。
国際的な開発組織・国の政府や地域当局・地方自治体などの公共部門、教育や職業訓練のパートナーなどの民間部門と協力して、プログラムを提供しています。
ヨーロッパをはじめ、アフリカ(ICDL Africa:ルワンダ)・アジア(ICDL Asia:シンガポール)・中米(ICDL Americas:パナマ)といった世界各地にも活動拠点があり、アジアではシンガポール・タイ・マレーシア・中国において、国または国の機関から資格取得を推奨されています。
現在、ICDL認定資格は世界100カ国、2万カ所以上で認定試験を実施しており、これまでに延べ7,000万人が受験。
世界標準のデジタルスキルの指標として、世界各地の多くの国で認知されています。
パーソルワークスデザイン株式会社について
パーソルグループのパーソルワークスデザインは、2018年10月に日本アイデックス、ハウコム、テンプスタッフ・ライフサポートが統合し誕生しました。
BPO(Business Process Outsourcing)のプロフェッショナルとしてあらゆる業種のお客さまの一般事務から情報処理、システム設計、ソフトウェア開発、コールセンター、ヘルプデスク、保健指導、採用代行などのBPOサービスを提供しています。